毎週火曜日は別館ブログで、好きな音楽を紹介しています。
その主題歌の訳詞からとりかかりました。
実はこの曲、私が銀英伝にはまる決定打となりました。
最初の「Skies Of Love」もスケールの大きい佳曲だったんですが、
「I am waiting for you」は歌詞がシンプルながら、イントロが印象的なんですよ。
はじめて聴いたとき、頭に電撃が落ちたようでした。
秋吉満ちるさんのスキャットが、
気高さと哀愁を持ってて、すごく素敵なんです。
ちなみに、この曲は銀英伝の主人公・ラインハルトの盟友が亡くなったあとに、
主題歌として使われたものです。
文字数がちょっと少ないので、
簡単に銀英伝のことを紹介してみましょう。
原作を書かれたのは田中芳樹先生です。
作品としては、スペースオペラという位置づけですね。
3つの勢力が出てくるので、ちょっと三国志に似ています。
銀英伝では「西暦2801年=宇宙歴1年」としており、
人類は地球と太陽系を離れ、宇宙に進出しているんですよ。
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宇宙歴784年。
世界は3つの勢力に分かれていた。
それと対立する民主主義国家の自由惑星同盟。
そして、その二つの間で対等な関係を保ちつつ、
貿易によって富を蓄えるフェザーン自治領である。
帝国軍と同盟軍は、長きにわたって戦争を行っていたが、
同じ頃に2人の天才が登場したことによって、銀河の歴史は大きく動き出す。
帝国軍にはラインハルト・フォン・ローエングラムがおり、
同盟軍にはヤン・ウェンリーがいた。
ラインハルト・フォン・ローエングラム - Wikipedia
彼は、貴族とは名ばかりの貧しい家に生まれたが、
誰もが認める美貌の持ち主であった。
母親を早くに亡くし、父親が酒びたりになってまともに働かなかったので、
姉のアンネローゼと親友のキルヒアイスが心の拠り所であった。
ところが、ラインハルトが10歳になったある日、
突然、姉が銀河帝国の皇帝・フリードリヒ4世の寵姫とされてしまう。
父親が宮廷の役人から金をもらっており、
「最愛の姉を売った」ことに、激しい怒りを覚えるラインハルトであった。
彼は姉を強制的に奪った銀河帝国に復讐を誓うが、
やがて軍人として、その才能を大きく開花させてゆくのである。
彼は、ラインハルトより9歳年長であった。
とくに見栄えが良いというわけではないが、
人によってはハンサムに見えると言われている。
20歳で自由惑星同盟の軍に入るが、
もともとは、戦争が嫌いで歴史を研究することが好きな男であった。
そのため、ことあるごとに、
「軍を退役して、年金生活を送りたい」と言っている。
しかし惑星エル・ファシルで帝国軍の侵攻から、
多くの民間人を助けたことがキッカケで、
彼は自由惑星同盟の人々から英雄扱いされてしまう。
この2人の天才は、
宇宙歴796年、アスターテ会戦ではじめて戦うことになる-。
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銀英伝はOVA全編が110話、外伝52話、
劇場公開作品が3作あります。
男性の登場人物が圧倒的に多いので、
女性ファンは少ないかと思いきや、はまっている人はたくさんいるんですよ。
最近、アニメがリメイクされるのではないかという噂がありますが、
個人的にはオリジナルの保存に力を入れてほしいと思っています。