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北朝鮮の強硬姿勢 制裁に慎重な中国が背景か2月13日 18時49分
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北朝鮮が核実験の実施や事実上の長距離弾道ミサイルの発射など、国際社会に対して強硬な姿勢を取り続けている背景には、北朝鮮への厳しい制裁措置に中国が慎重になっていることもあるとみられます。
北朝鮮は日本と韓国が独自の制裁措置を決定したことを受けて、今週、韓国と共同運営するケソン(開城)工業団地の閉鎖に踏み切り、さらに、日本人の拉致被害者などの調査中止と特別調査委員会の解体を一方的に発表しました。
貴重な外貨獲得の手段であるケソン工業団地の閉鎖に加えて、日本との関係改善に向けて避けては通れない拉致被害者の調査中止を表明して強く反発することで、核とミサイルの開発をやめない姿勢を国際社会に強く示すねらいがうかがえます。
強硬な姿勢の背景には厳しい制裁措置に中国が慎重になっていることもあるとみられます。北朝鮮への厳しい制裁措置を巡っては、国連安全保障理事会で協議が続いていますが、中国は北朝鮮を過度に追い詰めれば、朝鮮半島情勢が一層悪化して、中国に混乱がおよびかねないと懸念しています。
こうしたことから北朝鮮は、厳しい制裁措置に向けた国際社会の動きが強まっても中国が慎重な態度を崩さないと見越して、強硬な姿勢を取り続けている可能性があります。
貴重な外貨獲得の手段であるケソン工業団地の閉鎖に加えて、日本との関係改善に向けて避けては通れない拉致被害者の調査中止を表明して強く反発することで、核とミサイルの開発をやめない姿勢を国際社会に強く示すねらいがうかがえます。
強硬な姿勢の背景には厳しい制裁措置に中国が慎重になっていることもあるとみられます。北朝鮮への厳しい制裁措置を巡っては、国連安全保障理事会で協議が続いていますが、中国は北朝鮮を過度に追い詰めれば、朝鮮半島情勢が一層悪化して、中国に混乱がおよびかねないと懸念しています。
こうしたことから北朝鮮は、厳しい制裁措置に向けた国際社会の動きが強まっても中国が慎重な態度を崩さないと見越して、強硬な姿勢を取り続けている可能性があります。
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