ファッション雑誌の休刊や廃刊の話を聞くことが多くなりましたね。
日本の雑誌が提案するファッションは、
40代の私、
ごめんなさい、あんまり心を動かされません。
それは、提案されているコーディネートが、
少し若い方寄りだからだと思います。
若い世代に爆発的に流行っているアイテムは、
40代でも着られないことはないけれど、
若い人と同じような恰好をする気になれません。
(私から見て若い人とは40歳以下の方です。)
かと言って、40代以上をターゲットにした雑誌は、
載っている物のお値段が、ゼロひとつ(時にふたつ)多かったり、
雑誌の方向性が、
セレブ、キャリア、モードといった、
どれも突き抜けたグループ分けだったりで
普通の主婦には参考にならないんですよね。
大多数が普通の人なのに、
なんでそこをターゲットにした雑誌を出さないのかね?
ターゲットが多い方がビジネスチャンスも多いと思うんだけど。
今や、リアルクローズを見せてくれるのは、
SNSがダントツですよね。
雑誌など買わなくとも、
WEB上に可愛いコーデをしたモデルみたいなコがいっぱいだし。
ショップのブログでも、
そのお店の品物を上手にコーディネートした店員さんが掲載されていて、
ちゃんとお値段クレジットも載っている。
ユニクロやGUのメルマガは、
自社製品オンリーで、なかなか素敵なコーデを提案し、
その場ですぐポチできちゃう仕組み。
これはこれで危ないケド(^^;
リアルタイムで、
雑誌と同じかそれ以上のことをしてくれちゃう場所があるのに、
わざわざ雑誌を買って、
自分とはかけ離れたビジュアルのモデルが着ているコーデ、
見ようという気がおきないです。
モデルやスタイリストのライフスタイルを紹介したりもしてますが、
ハワイに暮らしたり、
毎日エステやネイル行ったり、非現実的過ぎる。
業界の内輪だけが楽しんでるような記事、
誰得なの?すんごくつまんないわ。
モデルという職業も、
いまやもっと身近な読者モデルや、
ファッションブロガーに取って代わられてしまっています。
人気は圧倒的に、こういうリアルなところに集まるんですよね。
世間のニーズを読み間違っちゃいけない。
雑誌は、「企業が売りたいモノを載せているカタログ」ですね。
読者が見たいのはそれじゃない。
売れなくて当然だと思います。
今日は辛口だったな・・・。
立ち読みしたファッション雑誌が、
あんまりにくだらなかったもので。
あ、街角スナップは好きですよ。
凪
広告代理店に騙されたくない人は読んでみてね。↓↓