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MRJ 2か月半ぶりに飛行試験再開2月10日 20時51分
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主翼の強度不足などで中断されていた国産の小型ジェット旅客機「MRJ」の飛行試験が、10日、愛知県の県営名古屋空港で2か月半ぶりに再開され、大勢の航空ファンが青空に飛び立つ姿を見守りました。
MRJは、およそ半世紀ぶりの国産旅客機として開発が進められている小型ジェット旅客機で、去年11月11日に初飛行が実施されましたが、主翼の強度不足が見つかったことなどから飛行試験は、11月27日を最後に中断されていました。
その後、必要な改修が済んだことから、10日、2か月半ぶりに飛行試験が再開され、愛知県の県営名古屋空港では、機体が滑走路まで静かに移動し、強い北寄りの風が吹くなか午前9時40分すぎ、ふわりと空に浮かび上がりました。
空港の展望デッキには50人余りの航空ファンが詰めかけ、青い空にカメラを向けて一斉にシャッターを切っていました。
20代の男性は「無事に飛んでうれしいです。素直にかっこいいと思いました」と話していました。また、ほぼ毎日空港に通っているという近くに住む男性は「これからどんどん飛んでほしいですね。期待しています」と話していました。
およそ1時間半にわたる10日の飛行では、改修部分の確認などが行われ、開発に当たる三菱航空機は、今後、国内で飛行試験を続けたあと、ことし秋以降、アメリカに機体を運んで、本格的な試験を行い、再来年に第1号機の納入を目指すとしています。
その後、必要な改修が済んだことから、10日、2か月半ぶりに飛行試験が再開され、愛知県の県営名古屋空港では、機体が滑走路まで静かに移動し、強い北寄りの風が吹くなか午前9時40分すぎ、ふわりと空に浮かび上がりました。
空港の展望デッキには50人余りの航空ファンが詰めかけ、青い空にカメラを向けて一斉にシャッターを切っていました。
20代の男性は「無事に飛んでうれしいです。素直にかっこいいと思いました」と話していました。また、ほぼ毎日空港に通っているという近くに住む男性は「これからどんどん飛んでほしいですね。期待しています」と話していました。
およそ1時間半にわたる10日の飛行では、改修部分の確認などが行われ、開発に当たる三菱航空機は、今後、国内で飛行試験を続けたあと、ことし秋以降、アメリカに機体を運んで、本格的な試験を行い、再来年に第1号機の納入を目指すとしています。