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高浜原発 関電が安全対策書類を提出2月10日 21時06分
運転開始から40年がたつ福井県の高浜原子力発電所1号機と2号機について、関西電力はこれまでの審査を踏まえた安全対策の書類を10日提出し、これを受けて原子力規制委員会は審査に合格したことを示す審査書の案を作成します。運転延長を目指す原発では初めてで、ことし7月の期限までに必要な許認可が得られるか、今後の審査が注目されます。
高浜原発1号機と2号機について関西電力は去年、再稼働の前提となる新しい規制基準の審査など原則40年とされた運転期間を延長するための3つの審査を原子力規制委員会に申請し、ことし7月7日までにすべて合格する必要があります。
このうち10日は新基準の審査合格に向けて、これまでの指摘を踏まえて修正した安全対策の書類を提出し、これを受けて規制委員会は、合格を示す審査書の案を本格的に作成することになりました。
運転延長を目指す原発で審査書の案が作成されるのは初めてで、去年再稼働した川内原発などと同様に今後3か月から4か月で審査書が正式に決定されれば、1つ目の新基準の審査についてはことし7月7日までの期限に間に合うことになります。
ただ、運転期間を延長する認可を得るためには、さらに設備の詳しい設計に関する審査や運転期間が40年以上経過していることによる劣化状況などに関する審査も必要で、これらが期限に間に合うか、残る審査が注目されます。
このうち10日は新基準の審査合格に向けて、これまでの指摘を踏まえて修正した安全対策の書類を提出し、これを受けて規制委員会は、合格を示す審査書の案を本格的に作成することになりました。
運転延長を目指す原発で審査書の案が作成されるのは初めてで、去年再稼働した川内原発などと同様に今後3か月から4か月で審査書が正式に決定されれば、1つ目の新基準の審査についてはことし7月7日までの期限に間に合うことになります。
ただ、運転期間を延長する認可を得るためには、さらに設備の詳しい設計に関する審査や運転期間が40年以上経過していることによる劣化状況などに関する審査も必要で、これらが期限に間に合うか、残る審査が注目されます。