記事詳細
【サッカーなんでやねん】
「冒険しない」Jリーグのクラブが若手の育成阻む…調査で明らかになったアジア最長の在籍期間
「攻め」の姿勢はあるか-。経営に関する書籍などでよく見かける言葉だが、アジアの他の国々に比べてJリーグのクラブは“保守的”なようだ。安定志向とも言えるが、言い換えれば、リスクを負ってまで冒険しない…。そんな特性が、サッカーのリオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたU-23(23歳以下)アジア選手権の開催地、カタールにあるエリート養成機関「アスパイア・アカデミー」と、スイスに拠点を持つサッカー関連調査機関「CIESフットボール・オブザーバトリー」が共同で初めて実施した調査から明らかになった。
平均在籍期間3・49年の停滞感
調査は日本、韓国、オーストラリア、イラン、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、中国、カタール、ウズベキスタンの9カ国の国内トップリーグに所属するクラブが対象。ドイツ1部リーグやイングランド・プレミアリーグなどの欧州主要リーグとの比較も行った。
選手の平均在籍期間は日本のJリーグが3・49年でアジア最長。最も短いイランの1・83年の約2倍で、ドイツ1部リーグ(2・92年)やイングランド・プレミアリーグ(2・79年)など欧州主要リーグと比べても際立って長かった。
ポジション別にみると、GK(5・08年)、DF(3・46年)、MF(3・97年)はいずれもJリーグがアジア最長だが、FW(2・00年)だけはUAEやカタール、中国、韓国よりも短かった。ちなみに、外国籍選手の在籍期間も日本が1・95年で最長となっている。
3割がトップチームデビュー、イングランドはわずか6%なのに
このニュースの写真
関連ニュース
- 【スポーツなんでやねん】「死体安置所になる!」中国系企業の会員権吊り上げ計画が波紋…英名門ゴルフクラブが混乱
- 【スポーツなんでやねん】金満「中国クラブ」が狙う次のターゲット…「ザック」も「洪明甫」も“買われ”ていった
- 【サッカー五輪最終予選】手倉森監督のだじゃれと熱き言葉たち 「震災で苦しむ人達へ」「和の精神で、わっ!と」
- 【サッカー五輪最終予選】研究準備のセットプレーで着火、団結と闘争心の「ゴールの好循環」で得点力不足を払拭
- 【サッカー五輪最終予選】躍進カタールの秘密…「継続した育成の哲学を続ける」 アンサリ・サッカー協会専務理事が自信示す
- 【サッカー五輪最終予選】「とりあえず枠に収めようと」歴史的ゴールのヒーロー原川 同郷久保との竹馬の友ゴール