投資の消費性について

偽マイナス金利

ニセだよニセ、こんなもん阿呆くさくて、やってられるかっての。

（参考）本日の決定のポイント [PDF 126KB]

http://www.boj.or.jp/announcements/release_2016/k160129b.pdf

【日銀決定】3つの階層は「日銀当座預金残高」のうち、「基礎残高」の金利は+0.1％、「マクロ加算残高」の金利が±0.0％、「政策金利残高」の金利がマイナス0.1％なので、マイナス金利は日銀預金残高の一部でなんですね。（・−・） pic.twitter.com/8w7JgAv3Sq

— 石川久美子 (@Kumikoishi) January 29, 2016

これまで積まれた預金には+0.1%、謎の「マクロ加算」には0.0%、それ以上は要らない部分だから-0.1%ね、とか言ってるわけだが、要らない部分は-5%だろうが-10%だろうが同じことだ。こんなところに銀行がカネを突っ込む*1なら、いずれにせよスチュワードシップに反している。

同時に別の問題も内包する。預金のうち、既存分に利息を付け、新規分は断るってんなら、要するに既存に対する利益供与*2である。銀行業の新規参入を邪魔しますと、金融政策の名の下に、日本の中央銀行は高らかに宣言しているわけだ。

こういう典型的な「ダメな工夫」を見ると、気分が滅入ってしまう。勘弁してくれよ。仕事しようぜ。

ツイートする

Permalink | コメント(0) | トラックバック(0)