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韓国 ヒョンデ自動車 営業利益3年連続減少1月27日 0時34分
韓国の大手自動車メーカー「ヒョンデ(現代)自動車」は、去年1年間の世界全体の販売台数が過去最高だった前の年を僅かに上回りましたが、新興国の通貨の価値が下落したことなどから、3年連続で営業利益が前の年を下回りました。
ヒョンデ自動車は26日、去年1年間の世界全体での販売台数が496万3023台と、過去最高だった前の年をおよそ1000台上回ったと発表しました。
一方で、本業のもうけを示す営業利益は6兆3579億ウォン(日本円でおよそ6291億円)と、前の年と比べ15.8%減少し、3年連続の減益となりました。
これについてヒョンデ自動車は、新興国の通貨の価値が下落したほか、海外市場でのメーカーどうしの競争が激しくなり、販売促進のための費用がかさんだことなどが収益に影響し、ことしについても、中国の経済成長の鈍化や新興国の市場が不安定なことから厳しい見通しだとしています。
そのうえで、需要が拡大している高級車やSUV=多目的スポーツ車の分野で販売を強化するほか、将来を見据えた技術開発への投資も進めていくとしています。
一方で、本業のもうけを示す営業利益は6兆3579億ウォン(日本円でおよそ6291億円)と、前の年と比べ15.8%減少し、3年連続の減益となりました。
これについてヒョンデ自動車は、新興国の通貨の価値が下落したほか、海外市場でのメーカーどうしの競争が激しくなり、販売促進のための費用がかさんだことなどが収益に影響し、ことしについても、中国の経済成長の鈍化や新興国の市場が不安定なことから厳しい見通しだとしています。
そのうえで、需要が拡大している高級車やSUV=多目的スポーツ車の分野で販売を強化するほか、将来を見据えた技術開発への投資も進めていくとしています。