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バス事故車体検証 ギヤはニュートラルに1月21日 18時24分
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乗客乗員15人が死亡した長野県軽井沢町のバス事故で、バスの車体を検証した際、ギヤがニュートラルの状態になっていたことが捜査関係者への取材で分かりました。ニュートラルの状態ではエンジンブレーキが効かず、警察は走行中もニュートラルになっていなかったか詳しく調べています。
警察の調べによりますと、現場のおよそ250メートル手前にある監視カメラの映像では、バスが下り坂のカーブをかなりのスピードで走行し、センターラインをはみ出して曲がる様子が映っていました。
警察が車体を検証して運転席の周辺を調べたところ、運転席の6段変速のギヤがニュートラルの状態になっていたことが捜査関係者への取材で分かりました。ギヤは事故の衝撃で切り替わった可能性もありますが、仮に走行中もニュートラルになっていればエンジンブレーキが効かず、速い速度のまま坂を下り、足元のフットブレーキを踏んでも十分に減速できなかった可能性があるということです。また、20日までの検証ではブレーキに異常は見られないということです。警察は走行中にギヤがニュートラルになっていなかったか確認するとともに、走行時の速度を記録する運行記録計などを分析し、直前に減速していたかどうか詳しく調べています。
警察が車体を検証して運転席の周辺を調べたところ、運転席の6段変速のギヤがニュートラルの状態になっていたことが捜査関係者への取材で分かりました。ギヤは事故の衝撃で切り替わった可能性もありますが、仮に走行中もニュートラルになっていればエンジンブレーキが効かず、速い速度のまま坂を下り、足元のフットブレーキを踏んでも十分に減速できなかった可能性があるということです。また、20日までの検証ではブレーキに異常は見られないということです。警察は走行中にギヤがニュートラルになっていなかったか確認するとともに、走行時の速度を記録する運行記録計などを分析し、直前に減速していたかどうか詳しく調べています。