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血液製剤原料 化血研への供給は40%減1月21日 14時30分
献血で集めた血液製剤の原料の配分について、厚生労働省は業務停止処分を受けた医薬品メーカー、化血研に対して、来年度は現在より、およそ40%減らす計画を大筋でまとめました。
この計画は21日開かれた厚生労働省の血液事業部会でまとまりました。
熊本市にある医薬品メーカー、化血研=化学及血清療法研究所は、およそ40年にわたって国の承認とは異なる方法で血液製剤を製造し、不正を隠すために製造記録を偽造するなど組織的に隠蔽を図っていたとして、今月18日から110日間、一部の薬の販売などができなくなる業務停止処分を受けています。
血液製剤は献血で集めた血液を原料に作られていて、厚生労働省は毎年、原料の配分計画を策定しています。
部会では来年度、血液製剤の原料として確保した95万リットルの血液のうち、化血研に対しては今年度より、およそ40%少ない23万リットルを配分する計画案を大筋でまとめました。
業務停止の期間中、化血研は製造する12種類の血液製剤のうち4種類について製造や販売が禁止されますが、厚生労働省は別の2つのメーカーに原料を配分するため、必要な量は確保できる見通しだとしています。
熊本市にある医薬品メーカー、化血研=化学及血清療法研究所は、およそ40年にわたって国の承認とは異なる方法で血液製剤を製造し、不正を隠すために製造記録を偽造するなど組織的に隠蔽を図っていたとして、今月18日から110日間、一部の薬の販売などができなくなる業務停止処分を受けています。
血液製剤は献血で集めた血液を原料に作られていて、厚生労働省は毎年、原料の配分計画を策定しています。
部会では来年度、血液製剤の原料として確保した95万リットルの血液のうち、化血研に対しては今年度より、およそ40%少ない23万リットルを配分する計画案を大筋でまとめました。
業務停止の期間中、化血研は製造する12種類の血液製剤のうち4種類について製造や販売が禁止されますが、厚生労働省は別の2つのメーカーに原料を配分するため、必要な量は確保できる見通しだとしています。