【これはスゴイ】コーラに漂白剤を入れるとこうなる

2016年01月19日 16時00分

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YouTube/CrazyRussianHacker
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コーラといえば黒に近い濃い焦げ茶色をした炭酸飲料。

そのコーラに漂白剤を混ぜたらどうなるか実験をした動画が話題になっている。

独自の香辛料が味のポイント

ちなみにコーラの名称は「コーラの実」から抽出したコーラ・エキスを用いていたことに由来しているが、現在では一般的にコーラの実は原材料には含まれていないそう。

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各コーラ飲料製造会社では砂糖やシナモン・バニラ等のさまざまな香味料以外に、それぞれの会社独自の香味料を加えることで独自の製品として開発しているとのこと。

どんどん色が薄くなっていく

さっそく実験。コーラを注いだコップに漂白剤を注いでいく。

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漂白剤は汚れやシミなどの色素を化学反応により分解させる働きがあることはご存知だろう。しかし液体には?

割り箸などで混ぜるとコーラがどんどん漂白されていき、すでに麦茶くらいの色になった。

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酸化が色素を除去

数分後にはこの通り。すっかり透明になってしまった模様。

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どうして透明になってしまったのかというと、それは酸素系の漂白剤を使っているから。

そもそも漂白のメカニズムとは、漂白剤が放出する酸素を物質に結合させる反応を利用し、色素を除去しているというもの。

漂白剤から放出された酸素は、色素を出す物質とくっついたり分解したりと、結合した物質を変化させるという。

この発色団(Chromophore)の構造が変化した後は、液体の分子はもはや可視光を吸収することができないので透明に見えるそうだ。

漂白剤が人体に悪影響を及ぼす可能性があるので、透明になったコーラは絶対に飲まないように!

実験動画はこちら▼

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