部下を生かさず殺さず育てる「外資系の知恵」
ノウハウはむしろ教えるほうが得になる?
こんにちは、ずんずんです。
2016年もとっくのとうに始まり、皆様どうお過ごしでしょうか。私といえば、全然休みがもらえず、年始年末に合わせて3週間休暇を取る後輩に憎しみの業火を燃やしていたものです。
しょうがない……しょうがないんです……私と後輩は、大学の世界ランキングが700位ぐらい違うんですから……(嗚咽)
さてはて、新年からイケてるビジネスマン御用達、東洋経済オンライン様で私のちっぽけな学歴コンプレックスをさらしている場合ではありません。
部下や後輩を精神論で動かそうとしてもムダ
いつの時代も自分よりできる部下や後輩というものは、自分の言うことを聞いてくれれば可愛いものですが、そうでなければ憎さ半分可愛さ半分、いやむしろ憎い存在です。
また、学歴は高いけれども色んな意味でデキの悪い部下に頭を悩ましている方も多いのではないでしょうか。
どうやったら自分の指示に従ってくれるのか……これは古今東西、上司の悩みでもあります。
部下が自分の期待したとおりに動いてくれないとき、いったいどうしていますでしょうか。思わず、怒鳴りつけたり……無視したり……自分が若かりし頃にされたように対応してしまうかもしれません。が、残念なことに、そんなことをしては今どきのゆとり世代は動きません。
時代も変われば人も変わり、今の若手には「気合いがたりない」「努力がたりない」と精神論を言ってもへそを曲げるだけです。
そんな私も昔、繊細な高学歴エリートの後輩をツメツメしていたら、彼が高熱を出して1週間休んでしまったので、上司に「おまえは何様なんだ」と逆ツメツメされてしまったものです。
私は発熱しなかったので、きっと後輩はもともと体調が悪かったんだと思います。