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最終更新:2016年1月16日(土) 7時37分

大阪市でヘイトスピーチ対策条例成立、全国初

 街頭などで人種差別をあおる、いわゆるヘイトスピーチを規制する条例が、全国で初めて大阪市で可決されました。

 大阪市議会で可決されたヘイトスピーチ対策条例では、審査会がヘイトスピーチと認定すれば団体や氏名が公表されます。

 条例は自民党以外が賛成しましたが、審議中に傍聴席の男が議場にカラーボールを2個投げつけ、本会議が一時中断しました。

 「表現の自由を守れ!」(松村和則容疑者)

 男は奈良市の無職・松村和則容疑者(50)で、威力業務妨害の疑いで逮捕されました。警察によりますと、松村容疑者は「在日特権を許さない市民の会」の集会などに以前から参加していて、取り調べに対し「可決を阻止しようと思った。カラーボールは筆箱に入れて持ち込んだ」と容疑を認めているということです。(16日06:35)

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