誰もが炎をみると、ジミヘンの真似をするよね。これは28歳の頃の写真だ。
意識高く、仲間とキャンプをしては、キャンプファイヤーをし、フォークダンスを踊り、仲間のギターで歌った日々だった。
吉岡秀隆に似ていたな。ちょうど『北の国から 2002・遺言』を見た頃だった。ビジュアル系のボーカルでのデビューは諦め、お笑い芸人を目指していた頃だ。意識高い系サラリーマンだった。オレはまだ本気出していないだけと思いつつ、くすぶっていた。
それにしても、古市憲寿氏である。
「ハーフは劣化が早い」発言が波紋を呼んでいる。申し訳ないが、彼の番組でのやり取りはちゃんと動画で見れていない。ただ、社会学者として、また公人として、いや人間として資質を疑う発言であることは間違いない。
先日もこんな件が話題になっていた
手書きの手紙で依頼する人は「仕事ができない人」 社会学者・古市憲寿氏の持論に驚きの声
http://blogos.com/outline/154452/
とはいえ、この件、なぜ炎上しているのかという理由はより深く考えなくてはならない。彼にも相当問題がある前提で、実は彼を燃やしているのは、番組関係者であり、ネットメディア関係者でもないだろうか。
この古市憲寿氏炎上問題に関する山本直人さんのエントリーと・・・
古市憲寿氏の炎上社会学。
http://blogos.com/outline/154867/
先日のフジテレビ ホウドウキョク「あしたのコンパス」での、津田大介さんと中川淳一郎の野郎のやり取りを見て、いろいろ考えた(まだアーカイブは載っていないみたい)。
彼らの意見も踏まえつつ・・・。
彼「だけ」が悪いわけではないことを確認しておきたい。
論点は次の点だと思う。
・とはいえ、メディアが彼を使うのはなぜか?彼を起用し、このような事態が起こっても放置し続けている番組側にも問題があるのではないか?結局、彼の炎上芸に乗っているのか、あるいは問題とみなされていないのか?番組としての謝罪はない。問題ではないという認識なのか?
・彼の炎上問題が起こっている番組の中には、生放送ではなく、録画のものもある。流れの関係で編集不可能だった可能性もあるが、番組としては事前にカットすることも可能だったのではないか?
・番組放送時に、すぐに炎上したわけではない。記事などでまとめられてから炎上した。発言の問題の重さは全く変わらないが、放送時は視聴者も気にしておらず、その後ネットメディアが煽ったとも言えないか?
・手書きの手紙の件は、以前、野村證券の方が必ず手書きでお客様とやりとりしている件をネットで紹介したら「非効率だ」「古い」という批判があったのを見かけたことがある。この記事にかぎらず、別な方のこのネタで燃えたことがあったような。本来、ネット民はこういう手間のかかる話はバカにする傾向があるはず。誰が言うかという問題ではないか?
・ネットニュースとネット民にとって、古市憲寿は絶好のカモになっていないか?単に彼の言動を録画してウォッチして記事化していないか?古市憲寿に取材したのか?(私もしていないが)
・彼の大学院での指導教官が謝罪していたが、越谷北高校、慶応SFC、東大大学院の責任も問われるのではないか?(半分冗談だ)
・一部の炎上においては文脈の切り離しが起こっていないか?
・この件を問題としているのはネット。全国紙+東京新聞をざっと検索したが、この件は一般のメディアでは記事になっていない。要するに問題としているのはほぼネット界だけとなっていないか?
・ところで彼は社会学者なのか?社会学者芸人、プロフェッショナル若者と化していないか?
要するに、彼も相当悪いが、諸々共犯関係ではないか、炎上共栄圏ができているのではないかということだ。
なぜ、炎上するのか?それは、情報の発信者、受け手、媒介する者、みんなが炎上に関わっているからだ。
情報の受け手にとっては、炎上は無料で熱くなれるエンターテインメントだ。何か怒る対象を求めている。ネットがその媒介をする。炎ターテインメントなのだ。
それこそ、彼を使うテレビ局は出演者のレベルを管理しないという問題において、また、炎上まとめを記事にするサイトはちゃんと取材しないという意味で、それこそ「劣化」している(これは正しい使い方だよね?)。
炎上は構造的な問題である。
すべての炎上が悪いわけではない。炎上は皆の価値観、想いを可視化する。単なる火消しではなく、炎上した件の交通整理をする役こそが求められているのではないか。
というわけで、古市憲寿氏は相当悪いが、そもそもこれは炎上共栄圏というか、共犯関係の問題じゃないかという視点を持っておきたい。
彼の炎上を見世物として楽しむのは、彼の本のタイトルを借りるならば、絶望の国の幸福な若者たちということなのだろか。
バルス(約12時間30分はやく言っとく)。
僕ジムと
エヴァ本、よろしくね。
お願い、読んでね、買ってね。