飲食店の経営者なら絶対に確認しておきたい繁盛店を作る27の手順|永久保存版
独立開業・資金調達のための事業計画書作りから、独自ホームページを使って行う最新の集客・ブランディングの手法まで、 飲食店の経営者がやるべきことの全てのステップを、順を追ってご紹介する。飲食店の店長・オーナーさんには絶対に確認しておいてほしい内容となっている。
ちなみに私も、元は飲食店経営者側にいた。実は上場まで経験している。だから普通のコンサルタントのようなリアリティーのない話はしない。 飲食店を経営していた当時、そしてマーケティング専門家としての現在、実際に経験して成果のあった話だけをご紹介する。
飲食店は、ほかの業界に比べてかなり”忙しい”。インターネット上にあるさまざまな情報を集め、取捨選択している暇はない。 2016年はこの記事ひとつで十分だ。そんな内容になっている。
安定した経営を続ける繁盛店には、ホームページも今や欠かせないツールである。 あなたの周囲の飲食店経営者を見回してほしい。パソコンに弱い方が多いのではないだろうか?そこに勝機がある。
ノウハウはかなり幅広く、役に立つものばかりだ。かなり長いが、永久保存版として何度でも読み返してほしい。 必要なら、プリントアウトして、マニュアルとして利用していただいても構わない。
Contents
独立開業前に準備しておくこと
飲食店のオーナーになることを夢見る人は多いが、飲食店の経営は甘くない。 料理が得意でも、接客が好きでも、利益が続かなければ閉店は時間の問題である。 独立開業・新規出店へ向けて、コンセプトと事業計画をしっかり作りこむことが大事なのだ。
コンセプトを決める
夢は実現するべきだ。しかし自分ひとりでは成功はできないだろう。 周囲の人に共感してもらえるように、「夢を言葉にする」作業が、コンセプト作りである。 ここではわかりやすく、5W2Hで整理していく。
WHY?:何のために開業するのか?
創業の動機を言葉にする。 他人がどう思うかをあれこれ考えず、とにかくそのまま想いを書き出してみないと始まらない。 いわゆる「経営理念」や、「ビジョン」、「ミッション」という形で明確にしてみてもいいだろう。
WHOM?:誰に売るのか?
どういう方に常連として利用してほしいのか、もっとも来てほしい顧客層をイメージする。 「ペルソナ」という手法では、架空の一人の人物像を詳細にイメージすることで、 顧客がどのようなニーズを持ち、どうすれば喜んでいただけるのか、思考を探る手がかりとなる。
WHAT?:何を売るのか?
業種・業態はすでにイメージできている人が多いと思うが、 フード・ドリンクのメニューの詳細も、できればこの時点で明確にしておく方が良い。 仕入れ先や原価率などの計画も立てやすくなる。
WHERE?:どこで売るのか?
まずは立地だ。駅前なのか郊外なのか?物件は居抜きがいいのか?内装のイメージは? さらに店舗の規模も決めておくことが必要である。 坪数、できれば間取りを決めておけば、席数や必要なスタッフの数も見えてくる。
WHEN?:営業時間/定休日
営業時間は業態によってそれほど変化はないだろう。 定休日はしっかり考えて設定した方が良い。 月曜定休が一般的だが、ビジネス街なのか繁華街なのか、人通りなどを考えて決める。
HOW MUCH?:客単価
価格帯も、売上を決める上で重要なポイントだ。 一般的には原価から価格を算出することが多い。その際は原価率を3割程度に設定する。 しかしもっと重要なポイントは、価格=期待以上の満足度を与えられるか、という視点だろう。
HOW TO?:セールスポイント
味や素材にこだわるのは当然として、特に「当店だけの良さ」を言葉にしよう。 他店との違いが説明できなければ、価格か距離で比較されるしかなくなってしまう。 お店に来てもらう理由がセールスポイントなのだ。
事業計画書を作る
飲食店経営のための事業計画書
はじめて事業計画書を書く人のために、制作のポイントをまとめてみた。 私も創業資金の調達から、事業拡大のための設備投資、運転資金の借り入れなどのために かなりの数の事業計画書を書いてきたのだが、慣れてしまえば簡単である。
必要な資金と調達の方法
飲食店の開業時には、物件の契約・内装工事・備品設備・看板・パソコン・広告費と、かなりの創業資金が必要になる。 小さな店舗でも1,000万円を超えることもあり、自己資金だけはなかなか厳しいのが現実だろう。
いくつかの調達手段があるが、やはり定番は国の機関である日本政策金融公庫(旧:国民生活金融公庫)だろう。 その他にも各都道府県庁や市、区の役所で相談すれば、多くの場合「制度融資」や「助成金」などを利用できるので、活用しよう。
収支計画
飲食店経営者は、お客様に満足してもらい、従業員にやりがいを持って働いてもうことを大事にするが、 売上を上げ、コストを抑え、利益を出すことも、企業としての目的である。 飲食店の経営で外せない、重要な指標を下にまとめてみた。
売上(売上高):
客数☓客単価 で求める。
高い売上を上げ続けることが、繁盛店の最低条件だ。
売上総利益(粗利益):
売上から原価を引いて残る数字のことである。
7割程度が一般的。
FLコスト:
F(food)、L(labor)。
つまり売上に占める原価と人件費の割合のことである。
営業利益:
売上から原価と人件費、家賃等を引いて残る数字のことである。
4割程度が一般的。
経常利益:
営業利益に営業外の収益・費用を加味したもの。
返済などが多いと少なくなる。
損益分岐点:
売上高と費用が等しくなる売上高。この売上より低いと赤字、高いと利益が残る。
ちなみに計算式は、損益分岐点売上高=固定費/(1-変動費率)
資格を取得する
飲食店の開業には、「調理師免許」は必ずしも必要ではありません。 開業時に絶対に必要な資格が、「食品衛生責任者」と「防火管理者」の2つだ。 もし持っていなければ、開業前に必ず取得しておこう。以下取得方法。
食品衛生責任者
社団法人の食品衛生協会というところが講習を行っている。 申し込み方法・日程・場所などは、都道府県ごとの食品衛生協会のサイトで確認してほしい。
(参照 : 一般社団法人 東京都食品衛生協会)
防火管理者
それぞれの地区の消防署で講習が開かれています。少し面倒だと思うが、大事な資格だ。 基本的には、二日間まじめに受講すればもらえるものである。
(参照 : 日本防火・防災協会ホームページ)
許認可
食品営業許可
保健所に相談に行き、一定の手順を踏むことが必要になります。 施設の確認検査など、時間のかかる場合もありますので、余裕を持って申請しておこう。
(参照 : 東京都福祉保険局 > 営業許可申請の流れ)
深夜における酒類提供飲食店営業開始の届出
深夜0時以降に酒類を提供する飲食店営業が対象。 主にお酒を提供することを目的としないレストラン、ラーメン店などの飲食店は除かれる。
(参照 : 警視庁 > 深夜における種類提供飲食円営業営業開始届出書)
風俗営業許可申請
スナックやクラブなど、お酒を飲みながら楽しむ飲食店やお客様が踊れるクラブなどを営む場合は、 風俗営業許可を、店舗を管轄する警察署の生活安全化に申請する。
(参照 : 警視庁 > 風俗営業許可申請)
届出
以下に、最低限必要な「開業届け」と「給与支払い事務所等の開設の届出」を説明してある。 ただし、それ以外にも従業員を雇う場合は「労災保険」、「雇用保険」、「社会保険」などの加入手続きもある。 必要な届出はチェックリストにして、スケジュールを立てて済ませていこう。
開業届け
飲食店を開業したら忘れてはならない届出がある。 開業後1ヶ月以内に「開業届」を所轄の税務署に提出しよう。 個人事業主の場合は「個人事業の開廃業等の届出書」というものになる。
(参照 : 個人事業の開業・廃業等届出書)
給与支払い事務所等の開設の届出
給与の支払者が、事務所等を開設、移転又は廃止した場合に、税務署に対して届け出る手続き。 これも1ヶ月以内の提出が義務なので、忘れないようにしよう。
(参照 : 国税庁 > 給与支払事務所等の開設・移転・廃止の届出)
繁盛店にするための戦略
飲食店経営のための戦略
料理人から飲食店の経営を始めた方や、料理が好き、料理が得意という理由から飲食店を始めた方は、 どうしても料理以外のところについてのプランが疎かになりがちだ。 以下の項目は、しっかりと押さえた上で、経営にとりかかろう。
販促プラン
せっかくいいお店を作っても、だれも知らないなら食べには来ない。 美味しい料理を作っていい接客をすれば、必ず繁盛すると期待するが、 少なくとも常連さんを多く獲得するまでは、販促活動は必須だと言える。
人材採用プラン
飲食店に限らないことだが、人材の採用は最も頭を悩ませることの一つだ 特に腕のいい料理人や、レベルの高いウェイターなどは、なかなか新規出店時に集めることは難しい しかも、せっかく採用できても、流出してしまうことも多い。 しっかりとプランを立てておく必要があるのだ。
教育・マネジメント
いい人材を採用しても、彼らの潜在能力を引き出し、さらに伸ばすためには、教育の機会が必要である。 オーナー自らが教育する場合もあれば、研修・セミナーなどの外部のサービスを活用する場合もあるだろう。 さらに、マニュアルを整えてサービスレベルを一定にすることも必要である。
顧客満足度の向上
飲食業界でよく言われるところの「CS」である。 計測するにはアンケートを実施することが一般的な方法だが、 外部に「覆面調査」(ミステリーショッパー)などを依頼する方法もある。 CSは、口コミにつながる。常に期待を上回る体験を味わってもらえるよう努力したい。
従業員満足度の向上
飲食業界でよく言われるところの「ES」である。 満足度を高めるためには、自主性を尊重することが有効だと言われる。 給料を上げたり、口先だけで褒めたりするよりも、スタッフさんたちのことをよく知り、働きやすい環境づくりをすることが本質的に重要だろう。
ベンチマーク
自店舗だけを見ていては、料理やサービスの向上にも限界がある。 有名な店や気になる店、評判の良い店や近隣店舗には足繁く通う必要があるだろう。 思いもよらない自店舗改善のヒントに気づくことも多いはずだ。
リスクマネジメント
このURLは、全国飲食業生活衛生同業組合連合会が作成した『飲食店危機管理マニュアル』である。 この資料はいつも手元に置いて、確認できるようにしておこう。
(飲食店危機管理マニュアル:PDF資料)
食中毒
起きてはならないが、特に梅雨時などはいつ起きてもおかしくないという認識が必要である。 お客様への治療代、慰謝料などの賠償をはじめ、食中毒発生による休業損失のリスクも無視できない。 さらに今の時代は口コミがネットを通じてすぐに拡大してしまう。 悪評につながるリスクも無視できない。
自然災害
飲食店に限らないが、事業継続計画(Business continuity planning、BCP)が話題になっている。
日本でビジネスする上で、地震・台風・火山など、自然災害のリスクは考えておかねばならない。 しかし、できるだけダメージを減らし、またダメージから早急に回復する計画は、日頃から策定しておく必要があるだろう。
引用 : BCP(事業継続計画)とは?
BCP(事業継続計画)とは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。
(参照:wikipedia)
クレーム対応
クレームには大きく分けて、”商品”に対するものと”接客態度”によるものに分かれる。 商品に対するクレームは、原因も対策も分かりやすいものが多いが、F 接客態度に対するクレームは対応を間違えると非常に大事になりやすいため細心の注意が必要だ。 以下に基本的なクレーム対応のステップをご紹介する。
- ・感謝の言葉を伝える
- ・聞き役に徹する
- ・表情や姿勢で誠意を伝える
- ・怒っている本当の理由を確認する
- ・双方にとって最適な解決案を提示すること
味か価格か接客か?
あなたが食事に行くとき、お店を選ぶ理由は何だろうか。 味がバツグンに美味しい?価格が圧倒的に安い?接客が丁寧で気持ちがいい? では初めて行くお店の共通点って何だろうか?
新しい飲食店を選ぶ際に参考にした情報は、全てのシーンで『なんとなく/特に理由はない』がトップという結果になった。 『なんとなく/特に理由はない』を除くと『グルメ情報サイト』が「昼食」、「カフェ」の利用以外でトップとなる。
新しい飲食店を選ぶ際に重視する点として、「昼食」という日常シーンでは価格重視、「デート」、「記念日」等の非日常シーンでは『雰囲気重視』という結果となる。 『店の雰囲気』、『メニューの豊富さ』は女性の方がこだわりが強い。
グルメ情報サイトの中での利用経験は、上位3サイト『ぐるなび』、 『ホットペッパー』 、『食べログ』に集中。 『ぐるなび』の利用経験率が約8割でトップ、若年層女性は『ホットペッパー』、学生は『食べログ』が人気。
つまり、新規客の集客のためには、味も価格も接客も関係ないということだ。考えてみれば当然である。それらは行ってみないと分からないのだ。 もちろんリピート率を上げるためにはその3要素は必要である。
しかし、新規客を集客するには、やはりまだグルメ情報サイトが有効なのである。
飲食店が実施する集客方法10項目
飲食店で販促を計画する際、まず思い浮かぶのが「グルメ情報サイト」への広告だろう。 しかし、実は主たるものだけでも10に及ぶ広告の方法がある。その中には無料で実施できるものも多いのだ。 “うちには関係ない”と思わず、まずはざっと斜め読みしてみてほしい。
看板
歩行者を呼びこむのに最も有効な手段が、店舗の外装である。 ガラス面を活用した”シート切り文字”、入り口上部の”ファサード看板”、ビルの角を利用した”突出し看板”などが一般的である。 最近ではカフェや居酒屋に限らず、”手書きの黒板”もよく見かけるようになった。 ほぼコストがかからない上に、非常に効果の高い集客方法だ。もしやっていなければ、検討してみてほしい。
(参照 : 看板)
今や大手から個人店舗まで、Facebookを活用している店舗は多い。 使い方はカンタンで、毎日写真とコメントの記事をアップしていくだけだ。 さらに「いいね!」を獲得したいなら、投稿する時間を工夫したり、思わず「いいね!」したくなる写真を投稿しよう。 イイねしたくなる写真とは、ずばり”料理のアップ”だ。
今日のオススメ食材や、スタッフさんの好きなメニューなど、切り口は様々だ。 またFacebookでクーポンを発行したり、予約を受けつけることも間違いなく有効である。 しかもコストは全くかからない。
(参照 : 鳥貴族)
口コミを拡散させるのに最高のツールはTwitterだろう。 他の集客方法との違いはそのリアルタイム性だ。 例えば、”今空いてます”などという使い方はTwitterならではと言える。 さらにそのフランクさも特徴だ。 あまり固い表現は好まれないため、顔文字を使ったり、多少くだけた表現を心がけよう。 ぐるなび等へリンクし、販促の相乗効果も狙える。 やはりコストは全くかからない。
(参照 : Twitter)
メルマガ・DM
某焼き肉チェーン店に行くとよく、メルマガをオススメされる。 あれに登録すると、割引や空席状況、最新メニューなどがメールで送られてくる。 うざったく思う人も多いようだが、集客のツールとしては意外に活用できるツールでもあるのだ。
チラシ・新聞折込広告
ピザや宅配寿司のチラシが、宅配ボックスをあけると頻繁に見かけると思う。 チラシの反応率は0.1%が目安だ。 費用対効果を見極めて行う必要がある。
フリーマガジン・クーポン
飲食店のフリーマガジン(フリーペーパー)と言えば、Hot Pepper(ホットペッパー)だ。 今ではウェブサイトのイメージの方が強いが、数年前までは しかしクーポンががある時だけ利用し、常連さんとしてリピートしてくれないという問題もあった。 以下にリピート率を上げるかがペイするかどうかの決め手だ。
ブログの活用
ブログも無料のツールである。 さらにFacebookやTwitterなどのSNSとの相性もよく、ブログが読まれるようになってくると メディアとしてかなり広範囲に情報発信できるようになる。
法人営業
営業経験を持っている人とそうではない人の差が出るのが、この法人営業だ。 特に料理人から開業した方には、ハードルも高い上に何からやっていいのかも分からないだろう。 法人営業といっても難しいことはない。名刺とメニューを持って、近隣のオフィスを回るだけだ。 私個人の意見を述べるなら、この方法が最も即効性があり、常連さんを獲得できる最高の方法だ。
その時のコツは、ユニフォームを着用して訪問することだ。 それだけで、一般的な飛び込み営業のように追い返されたりする可能性は大幅に減る。
グルメアプリの活用
RETTY(レッティ)
- ・キャッチフレーズ : ”実名口コミNo1グルメアプリ”
- ・売り : 実名書き込みで信頼性の高さを売りにしているアプリ
- ・規模 : 掲載店舗数 16万店以上
- ・特徴 : ヘビーユーザー層は30〜40代の男女で、 「新宿の合コンで使えるオシャレ居酒屋11選」など、面白いコンテンツを随時発信しているため、口コミの拡散も多い。 2015年4月の時点で、利用者数は800万人を超え、今後はLINEとの提携などでさらなる利用者数の拡大は間違いない。
(参照 : Retty(レッティ))
TERIYAKI
- ・キャッチフレーズ : ”本当にうまい店が分かるグルメアプリ”
- ・売り : ホリエモンこと堀江貴文氏がプロデュースしているとうことで有名
- ・規模 : 掲載店舗数 1,600店以上
- ・特徴 : お店の紹介に有名人(テリヤキスト)を使っているところが面白い。 彼らが実名入りでおいしいお店を紹介しているので、彼らをフォローしているユーザー層の来店が期待される。
(参照 : TERIYAKI)
@LUNCH
- ・キャッチフレーズ : ”厳選レビュアーの口コミで美味しいランチを探そう”
- ・売り : 厳選された一般人(レビュアー)が選りすぐったランチを紹介
- ・規模 : 掲載店舗数 2,000店以上
- ・特徴 : 一般人のレビュアーが、ユーザー目線で紹介をするというのが特徴。 掲載店舗数などはTERIYAKIと似ているが、今のところ無料。
(参照 : @lunch)
グルメ情報サイトの利用
食べログ
「お店選びで失敗したくない人のためのグルメサイト「食べログ」は全国にあるレストラン816,962件の飲食店情報を掲載中。 独自のランキングやユーザーの口コミ・写真をもとに、様々なジャンルの人気のレストラン、目的や予算にぴったりのお店が見つけられます!」
(参照:食べログ)
- ・加盟店数 : 2.6万店
- ・月間UU数 : 約6,859万人/月
- ・掲載料金 : 会員登録は無料だが、月額25,000円と35,000円のプランがある
ぐるなび
「グルメ情報サイト【ぐるなび】。ぐるなびは目的、エリア、駅名、予算等希望条件から飲食店を手軽にスピーディーに検索でき、しかも利用はすべて無料! お得なクーポン情報や最新レストラン情報も満載なので、歓送迎会・宴会のお店探しにもオススメ!」
(参照:ぐるなび)
- ・加盟店数 : 12.8万店
- ・月間UU数 : 5,200万人/月
- ・掲載料金 : エントリー会員プランは無料、ビギナー会員プランは年間 120,000円
ホットペッパー グルメ
「グルメ情報、飲食店探し・予約なら、クーポン満載の【ホットペッパーグルメ】!24時間利用可能なネット予約対応店舗数も豊富です。 クーポンの割引はもちろんネット予約すればポイントも貯まってさらにお得!宴会用の居酒屋からランチ、食べ放題、人気のレストランまでグルメ情報も満載です!」
(参照:ぐるなび)
- ・加盟店数 : 7.3万店
- ・月間UU数 : 2,200万人/年
- ・掲載料金 : 紙面掲載とネット掲載に分かれており、3万円代〜100万円近いプランまで複数用意されている
その他、店頭配布のチラシや、街頭配布のティッシュペーパー、ショップカードやポイントカード、クロスクーポンやファックスDMなど、集客のツールは無数にある。 (実はアナログな方法のサクラが一番効果的だったりもする) それ以外の方法も色々試してみるといいと思う。
“食べログ,ぐるなび,ホットペッパー”頼りで本当にいいのか?
これだけホームページ制作のメリットがあるにも関わらず、それでも及び腰の経営者・オーナーは多い。 外食産業やフードビジネス全体として言えることだが、IT自体に弱い人が異常に多いのだ。 必要性を感じていない人もいれば、苦手意識から敵対視している人も多い。
飲食店の経営者に独自のホームページを持たないのか尋ねると、お金がかかる、やり方が分からない、などという理由の他に、 「ぐるなびや食べログのページがあるから作る必要がない」というご意見を聞くことがある。 これは完全に間違っている。
ホームページを持つ大きな理由は、新規顧客を集め、リピート客を増やすことにある。 繁盛店は必ず”固定客”がついている。繁盛店になるためには、”固定客”がつかなければならないのだ。
もちろん、料理やサービスで最低限の満足を与えられることは前提だが、その上で固定客を増やすためには、 他社と場所や金額で比較されるだけでなく、「このお店にしかない、このお店に行く理由」をお客様に伝える必要がある。 しかしぐるなびや食べログなどのグルメ情報サイトでは、決まったフォーマットで、決まった情報しか伝えることができない。 他の店と場所や金額だけで比較されることとなる。
“固定客”を集めることは難しいのだ。
そもそもグルメ情報サイトのページは、ぐるなびや食べログのサイトの中の1ページだ。 もちろんそれらのサイトは、非常に有益だ。売上にもつながるため、利用しない手はない。 しかし他社のビジネスに依存していては独自性は作れない。自立した集客ができていないと、常に他社の力に頼ることにもなる。
私がもし、今も飲食店の経営を続けていれば、真っ先に独自のホームページを作る。 サービスとして飲食店の経営のアドバイスをしているが、我々に集客の相談をした場合も、 必ずオリジナルホームページの制作をプランに入れることになる。 どれだけ作らない理由を探しても、いずれは作ることになる。時代には逆らえない。 好むと好まざるとにかかわらずホームページが必要なら、早いに越したことはない。
オリジナルのホームページを持つということは、店舗の看板を出すことと同じだ。 よく考えてみて欲しい。新店開業する時に、看板を出さない店があるだろうか?
飲食店が独自ホームページを持った方がいい理由
以前は飲食店がオリジナルのホームページを持っていることはほとんどなかった。 しかし今や、食べログなどのグルメ情報サイトに掲載するだけでは、集客はおぼつかない。
そこにいち早く気づいた店舗は、独自ホームページの制作を始めている。 ブログやFacebookなどの活用にしても、ホームページがあってこそだ。
ホームページは今ブルーオーシャンだ
ホームページやITに強い飲食店の経営者は少ない。そこがビジネスチャンスなのだ。 私も飲食店出身なのでわかるが、発注だけでも面倒臭いのに、ホームページだ広告だと言われても、店長やオーナーにはやってるひまがない。
大手のチェーンでも活用できているところはまだ少ないのが現状だ。 しかし想像してみてほしい。あなたは、あなたの娘さんは、お店を選ぶ時検索はしていないだろうか?
していると思う。もちろんグルメ情報サイトを経由している人も多いが、直接サイトの情報が見つかれば、当然読むし、予約もするだろう。 みんながやりだしたら遅い。今は絶対にチャンスだ!私が経営者なら迷わず今作る。
新規客が来店するキッカケ
以前は雑誌広告やDM、あとは店頭看板や呼び込みなどの集客方法が有効だった。というかそれくらいしか方法がなかったのだ。 しかし今やお客様は受動的ではない。自分でパソコンやスマートフォンを使って検索して来店する。
初めて行く店舗を知るキッカケ
- ・1位:インターネット(スマートフォン)
- ・2位:インターネット(パソコン)
- ・3位:家・職場から近い、看板を見て
- ・4位:雑誌・フリーペーパー
- ・5位:スマートフォンアプリ
- ・6位:チラシ・新聞折込
(株式会社レイズ:独自リサーチ)
この数字を見ても分かるように、今やインターネットは店舗を知るキッカケとしてダントツだ。 インターネットを活用しないということは、新規顧客の開拓の大半を逃してしまうということだ
お客様がホームページにもとめているもの
初めてのお店を利用する時は、誰だって不安なものだ、デートや接待など、自分が幹事をする場合はなおさらだろう。 ホームページを利用する目的は”失敗したくない”ということなのだ。
初めていく店舗のホームページを見る目的
- ・お店・スタッフの雰囲気を知りたい
- ・料理を知りたい
- ・金額を確認したい
- ・地図を確認したい
- ・口コミを確認したい
(株式会社レイズ:独自リサーチ)
これらのお客様の目的に合致するように、ホームページを作る必要がある 例えば、お店の内装や料理だけでなく、スタッフの写真を掲載するなど
ホームページほどメリットの多い集客方法はない
独自ホームページを作るか、又は食べログやぐるなびなどのグルメ情報サイトに掲載するか、 迷っている店舗も多いだろう 余裕があるなら両方とも行うといいのだが、どちらを優先させるべきかと問われれば、間違いなく 独自のホームページを作ることをおすすめする。 以下にホームページを持つと得られるメリットをまとめてみた。
新規客の集客
さきほども述べたが、新規客はホームページを見ることで来店するきっかけとなる 店舗の雰囲気や料理の写真などはしっかりしたものを用意すると、 その効果はかなり大きなものとなる ホームページからそのまま予約ができるようにするとなおよい。 さらに、今から作るならスマートフォンに対応していることは必須だと言える。
リピート客の増加:ファン化
ブログをやっていたり、FacebookやTwitterなどのSNSを利用している場合は特に、 自店舗のホームページがあると有利だ 一度行ったことのある店舗の投稿は読まれる そしてまた行ってみようという再来店のきっかけを作れる。
しかしホームページがないと、せっかくブログなどを読んだ人に、来店するきっかけを与えられない 紹介するときにも、知人にホームページの画像を見せたり、URLを貼り付けたり、 時にはプリントアウトして渡したりすることもできる。
ブランディング
最近では、料亭や旅館・ホテルなどはかなりしっかりとしたホームページを作り始めている 電話番号やメニュー、住所などの情報を知らせるだけなら、グルメ情報サイト内のページでも十分だが ちゃんとオリジナルのホームページを持っているかどうかで、信頼性は全く違うのだ。
スタッフのモチベーションを上げる
ホームページはお客様にだけ向けたものではない 実は一番見られているのは、働いている従業員なのだ スタッフさんが、友人や家族に自分の店のホームページを紹介したくなるような、 ホームページ作りをしよう。
採用が楽になる
1〜4までは、他の方法でも代用がきく場合もある しかし採用だけは、オリジナルのホームページが絶対に必要だと思う 確かにリクルートなどが運用する 飲食店は、すき家の事例を見るまでもなく、いい人材を集めるのは本当に難しい しかし、いつの時代も働きたい人はいるのだ。
その人に、もっとも効率よく情報を届けるのがホームページである 採用のためだけにホームページを作っている飲食店も多い。
ホームページほど簡単な集客方法はない
広告は期間がすぎれば終わるが、ホームページはしっかりとしたものを作ってしまえば、あとは特に何もしなくても営業活動をし続けてくれる。
もちろん写真や記事を投稿したり、新しいメニューやキャンペーン情報をお伝えしたりと、日々の運用を続けていくと効果は徐々に上がっていく。 しかしいくつかのポイントさえ押さえておけば、永続的にお客様を連れてきてくれる。これほど費用対効果の高い施策は他にはない。
店長・マネージャー・経営者へのアドバイス
我々が飲食店のコンサルティングやホームページの制作を行う際によく行うアドバイスをまとめてみた。 あなたが悩んでいる悩みはすでに誰か他の人が悩んでいるのだ。
ホームページを作るヒマがない
飲食店は忙しい。ホームページを作るにはそれなりの手間がかかる。正直に言って、誰かに任せるしか方法はないだろう。我々のようなプロに任せるのが最も良いだろう。 しかし注意してほしいのは、飲食店の経営に詳しくないデザイン会社などには任せないこと。綺麗なページができても、お客様が来なければそのお金は無駄になる。
ホームページを作る業者の選び方を知りたい
上記と重複するが、まずは飲食店の経営にも詳しいこと。そして相見積りをとってみることをおすすめする。 とはいえ、安ければいいというものではない。その点は飲食店と一緒だ。しっかり話してみて、丁寧に説明をしてくれる業者を選ぶべきだ。
ホームページを作るお金がない
激安で作る方法がある。友人に作ってもらうか、激安の業者に頼むという方法だ。 しかし片手間で作ったホームページでは、恐らく何の意味もない。
それどころか、下手なホームページを作ると店のイメージを落とすだけだ。 今ではしっかりしたホームページでも、相場を考えても10〜20万円で十分制作可能である。 他の広告に比べても、効果が何年も続くとかんがえると高くはないとも言える。
ホームページの作り方/運用の仕方が分からない
作り方についてここで解説するには、とてもスペースが足りない。というより、知る必要自体ないのだ。 自分の仕事に集中するためにも、やはり信頼できるプロに任せるべきだろう。
しかし”運用”については、丸投げは厳禁である。いくら分からないとは言え、自分の店のページには責任を持つべきだ。 作ってはみたものの、「こんなはずではなかった」と後悔しないためにオススメしたいのが、 「毎月の数字の確認」「翌月の目標と方針の決定」を毎月行うことだ。 “PDCA”と呼ばれるが、要するに数字で結果を把握していくということだ。
ホームページを持つ必要性が分からない
このページで説明してきたが、改めて言うと「収益をあげるため」である。 もちろん独自ホームページを持つことで「採用」や「モチベーション」、「信頼性」にもつながるが、すべては収益を上げるための 手段だと考えることが重要だろう。
ホームページは持っているが、ほとんど機能していない
想像してほしい。古く、スマートフォンで見ると表示がずれており、ニュースは更新されていない、、このような店舗に行こうと思うだろうか? 誰も思わない。ホームページを持っていないことと同じように、ホームページを持っていても管理していないことはマイナスである。 すぐに運用を再開しなければならない。
自分に必要な方法を教えて欲しい
このような相談にはもちろん喜んで対応するが、しかしその前に、このページの下部にある『飲食店経営のためのインターネットの使い方』に是非目を通してほしい。
まとめ
いかがだっただろうか。
インターネット上で散見される記事とは全く違うことがわかっていただけたと思う。 筆者は飲食店の経営もウェブ集客も、どちらもプロとして第一線で仕事してきた経験がある。
断言したい。
「飲食店の経営者はインターネットのことを知らない!」
「インターネットのプロは飲食店のことなど全く理解できない!」
だからこそ、我々のノウハウを公開することで、これから飲食店を開業しようとしている方はもちろん、既に飲食店を経営している店長・マネージャー・オーナー様にとっても 役に立つと考えたのだ。
このように立ちあげから集客までまとまっているページはどこにもないはずだ。 ぜひ参考にしてみてほしい。
執筆担当 : 大塚(代表取締役,ウェブコンサルタント,プログラマ)