セブのスパルタEVとサウスピークの比較体験談、ニュージーランドのワーホリも経験されてて海外経験が豊富です。TOEIC850達成してレジェンドになってます。そんな彼の感想は、
サウスピークは英語学習の環境としてはダントツでオススメ。でも他の学校のように楽しくなくて修行!
フィリピン留学体験談
セブのサウスピークで勉強してます。
「どういう経緯で英語学習をしようと思ったんですか?」
2013年の12月に仕事を辞めて、次の仕事が決まっていなかったので、どうしようかなと思っているときに、友達がフィリピン留学に行っていて、楽しかったし英語もできるようになったから行ってみれば?って言われたのがキッカケです。それで2014年の1月から3カ月間、EVっていう学校に行ったんですよ。
「英語を勉強したい気持ちは、元々あった?」
なかったです。折角、仕事を辞めたし、まだ働きたくなかったので。楽しいなら行きたいし、それで英語ができるなら。
「なぜスパルタのEVに行ったのですか?」
その友達に、勉強やらない人はやらないから、厳しい学校に行った方が良いよって言われて。自分も、みんながやらなかったら絶対にやらないタイプなんで。
「友人はEVに行ったのですか?」
友人はSMEキャピタルです。遊びまくったけど、勉強も頑張って。彼は凄い伸びたんです。
ただ、彼は良い大学に行っていたので。頭は良かったので、きっと英語もできたと思います。
「厳しい学校を探したら、EVが出てきたの?」
エージェントの説明会に行って、EVが1番良さそうだったのでEVにしました。
セブのスパルタEV
「EVはどうでしたか?」
めっちゃ楽しかったです。
「楽しかったんですか。」
でも、めちゃくちゃ厳しかったです。拘束時間が凄く長かった。朝5時50分に起きて点呼を部屋の前でして。ご飯を食べた後に、単語テストを受けるんですよ。朝8時から5時、6時までずっと授業がありました。
朝には単語試験があって。日本人は強制じゃなかったと思いますが、ほぼ全員受けていて。夜のセンテンステストは、日本人は6割位参加してました。韓国人は全部強制でしたね。
「当時もマンツー3コマ、小グループ3コマ、中グループが3コマ?」
そうです。
「授業時間が長くてキツくなかったですか?」
きつかったです。英語ができる人も、できない人も、さすがに1日中授業を受けるのはきつくて。それに、授業が終わってから単語テストの勉強とかやらなきゃいけないから。
毎日、眠気がくるギリギリまで、12時前位まで、僕も含めてみんな勉強してました。
「行ったときの英語力は?」
1浪して大学に入っていて。英語・国語・社会で受験したんですけど、偏差値55ぐらいでした。
その後、大学に入ったけど、勉強しないタイプです。英文学科でもなかったので、受験で英語を使って、それきりやってない。
「英語を使う機会もなかったのですか?」
はい。TOEICも受けたことがなかったです。恐らく350とか、そんなもんじゃないかなと思います。
「EVの中のレベル分けではどうでした?」
最初の試験でギリギリ1番上のクラスに入れました。僕が入ったときは、事実上3つだけだったんですよ。
「今ほどレベル分けが細かくなかった?」
いや、レベルは8つぐらいまでありました。けど、どんなできる生徒もローインターからなんです。それが決まりなんです。できる子はTOEIC 900とかあるんですけど、それでもローインターからなんですよ。
その時の僕はTOEIC 400ぐらいだったんですけど、ギリギリローインターに入ってたので、TOEIC400から900までがローインターにいるんです。
「入学直後のローインターは生徒のレベルがバラバラなんだ。」
そうなんです。
「3カ月間、死ぬ気で頑張ったんですか?」
気持ち的には死ぬ気で頑張りました。ただ、週末は旅行に行くのが当たり前でした。
学校内にバスケのコートやプールがあるんで、平日の夜はたまにそういう所で遊んだり、出前とったり、喋ったりしてました。けど、基本的に勉強しようとは思っていました。
「基本、勉強させられる学校ですからね。」
そうですね。ただ、土日は遊んで当然みたいな。それがEVの雰囲気でしたね。
「毎月、レベルチェック試験がありますが、順調に上がっていったんですか?」
上がりました。ただ、ほとんどみんなが上がっているので、実質みんな上がれるような感じなんです。
「最終的にはどこまでいったんですか?」
ローインター、インター、アッパーインター、アドバンスA、アドバンスBとあって、アドバンスの下の方までいきました。けど、3カ月目にIELTSに移りました。
「なんでIELTSに移ったんですか?」
授業を受けてても意味ないって思って。
「マンネリ化してきたんですか?」
マンネリ化じゃないですけど、学校の状態も良くなくて。
「2014年の頭だから2年前ですね。その時は評判が悪かった気がします。」
先生もマネジメントの悪口を言っていて、生徒も授業の内容に結構不満があって。ESLでなんとなくやってくよりは、IELTSの方が良いかなと思って変えました。
「実際にやってみて良かったですか?」
当時の自分にはIELTSはレベルが高すぎました。ので、あまり効果はなかったです。内容も過去問や模擬試験を解いて、答え合わせをするだけだったので。
「ライティングですか?」
全部ですね。リーディングもリスニングもライティングも。
「スピーキングは?」
スピーキングは…、なんかやったかな。
「時間を与えられて、トピックについて1分でまとめろとか。」
本番形式のは、ちょくちょくやりましたね。ただ、それをやるレベルに至っていなかったので。効果としてはイマイチだったと思います。
「学校の月1の試験ではレベルは上がっていったわけじゃないですか。自分としても、英語力がついている感じはしたのですか?」
それはありましたね。元々、まったく喋ったことのない人がたくさん喋れば最初は伸びます。僕も含めて周りの生徒もある程度、充実感がありました。
とりわけスピーキングに関してはみんなあったと思います。韓国人も多いので英語を使ってコミュニケーションはとっていました。
「3か月間、高いモチベーションで勉強できたのですか?」
2カ月で限界でしたね。3カ月目は本当に…、やる気なかったといったらアレですけど。あまり頑張れなかったですね。
「IELTSコースに変えたけど、気分は変えられなかったんですか?」
そうですね。
「IELTSの試験は受けたの?」
本試験は受けてないです。学校内の模擬試験は最終的に5.0でした。
「それで、予定通り終了したんですか。」
EVは3カ月で終了しました。その後、就活するつもりだったんですけど、周りにワーキングホリデーに行く人が多かったので、行きたいなと思ってしまい、ニュージーランドに行きました。
一回日本に帰って、2カ月位勉強してTOEICも受けました。そのときのスコアは550でした。
「対策せず?」
あまりTOEIC対策はしなかったですけど、模擬試験は直前に解いてみて、雰囲気だけ分かった状態でした。
ニュージーランドのワーホリ
「ニュージーランドにはお金を稼ぎに行ったんですか?」
ニュージーランドは、色々なことを体験しようってコンセプトでした。結構良い感じで、仕事も5カ所ぐらいでできました。
「どんな仕事ですか?」
最初にキウイフルーツの畑で2カ月働いて、その後ハウスキーパーで4カ月間、その後フルーツパッキングの工場で働きました。その後は、語学学校のエクスチェンジ、1時間掃除したら無料で授業を受けられるのがあったんで、そこで2か月間。
ニュージーランドの語学学校も行きました。最後に、2カ月間畑仕事やって、それで終わりです。トータル13カ月いました。
「1年以上いたんだ。ニュージーランドの中を移動しながら?」
そうですね。北島と南島があるんですけど、北島で3カ所と南島で2カ所に住んだので。大体全部の場所に行きました。
「仕事は何が面白かったですか?」
タイレストランのキッチンが1番楽しかった。ただ皿を洗うだけなんですけど。
あまり客がいなかったし。韓国人オーナーで、シェフがタイ人で、スタッフがワーホリのアジア人が多かったんですよ。中国人、台湾人、日本人がいて。気分よく働けたんです。スタッフが仲良くて。
「そんなにプレッシャーもなく、時間もゆとりがあって、色々な国の人と。それが面白かったんだ。」
後はフルーツパッキングですね。仕事は本当につまらないんですが、土日休みで。マレーシア人、香港人、アルゼンチンがいたんですが、毎週末どっか遊びに行ってたんです。
「色々な国の人と遊べたのが面白かったんですね。」
面白かったですね。
「稼げるもんなんですか?」
簡単に稼げます。当時最低時給が14.75ドルなんですよ。日本円で1300円位なので、週40時間働いたら1カ月20万円位稼げるんですよ。
「生活費はかからないんですか?」
物価は高いです。とりわけレストランが高くて、1食20ドル位する。でも、自炊をしていればどんどんお金は貯まっていく。最終的に13カ月で8カ月働いたんですけど、70万円位貯まりました。
ニュージーランドの語学学校
ニュージーランドで語学学校にも行きました。どういうものなのか興味があって。
「英語の授業はどうでした?」
ESLに入ったんですけれど、まったく意味がないと思いました。
「なぜですか?」
そこは韓国人経営の学校で、生徒がほぼ中国人、韓国人だったんです。恐らくメインターゲットが現地に移住してきたけど、英語が喋れない中国人、韓国人のお母さん、お父さんですね。40歳以上の方達で、60~70歳の人もいました。
あと、高校でニュージーランドに来たい人が、最初に数か月間語学学校に行かないといけないらしくて、それで来ている韓国人、中国人の中学生。ESLが3クラスあって、1番上のクラスに入ったんですけど、やってる内容は簡単ですし、先生もただ座ってるだけ。
「文法をやるんですか?」
なんなんですかね、あの授業は。一応、文法やってみたり。
「そのときは、もうある程度できるんですよね。」
そうですね。でも、凄くできる訳じゃなかったです。
「周りの生徒のレベルが低すぎるんですか?」
まちまちでした。中国人のインターナショナルスクールに通っていた高校生はかなり流暢に喋れるんですけど、韓国人のおばあちゃんはあまり喋れない。
レベル差はありました。あと、授業のコンセプトも全然分からなかった。クイズ的なことをやってみたり。先生も凄いおばあちゃんで。それで1週間で辞めて、またIELTSにしました。
「またIELTSにしたんですか?IELTSにしたらマシでした?」
大分マシでしたね。運良く他の生徒が僕以外に2人しかいなくて。2人共、凄く良くできる韓国人で真面目だったので、良い刺激を受けました。
「EVの時は、IELTSはまだ早かったんでしょ。ワーホリとか色々な経験をする中で、英語力が上がっていったってことですか?」
そうですね。そのとき、既にサウスピークを申し込んでいて事前学習をはじめてたんですよ。それで英語力が上がってたんだと思います。
「ニュージーランドで?」
はい。レストランとハウスキーパーをやっていた頃です。ネイティブの人が割と多い職場で、全然聞き取れなくて。ニュージーランドいても英語力は変わらんと思ったんです。