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震災孤児の預金着服の疑い 後見人のおじ逮捕1月13日 21時10分
東日本大震災で両親を亡くした当時小学生だったおいの未成年後見人に選任された宮城県石巻市の男が、おいの預金口座からおよそ400万円を引き出し着服したとして、業務上横領の疑いで仙台地方検察庁に逮捕されました。
逮捕されたのは宮城県石巻市の会社社長、島吉宏容疑者(40)です。仙台地方検察庁によりますと、島容疑者は両親を東日本大震災で亡くした当時小学生のおいの未成年後見人に5年前の平成23年5月に選任されたあと、この年の8月においの預金口座から8回にわたり合わせておよそ400万円を引き出し着服したとして業務上横領の疑いが持たれています。
未成年後見人は家庭裁判所が選任し、親の死亡などで親権のある人がいない場合、代理人として財産の管理などを行います。仙台地検によりますと去年1月、仙台家庭裁判所から相談を受けて捜査したところ、おいの生活費以外の目的で現金を引き出していたことが分かったということです。島容疑者はおととしの12月に家庭裁判所から未成年後見人を解任されているということです。仙台地検は認否について明らかにしていません。
未成年後見人は家庭裁判所が選任し、親の死亡などで親権のある人がいない場合、代理人として財産の管理などを行います。仙台地検によりますと去年1月、仙台家庭裁判所から相談を受けて捜査したところ、おいの生活費以外の目的で現金を引き出していたことが分かったということです。島容疑者はおととしの12月に家庭裁判所から未成年後見人を解任されているということです。仙台地検は認否について明らかにしていません。