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廃棄の冷凍カツを転売=処分委託先が不正―壱番屋

時事通信 1月13日(水)21時0分配信

 「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋は13日、廃棄処分した冷凍ビーフカツが、産業廃棄物処理業者によって一部不正に転売されたと発表した。同社は愛知県内のスーパー店頭で見つけており、同社製の冷凍ビーフカツが売られていても購入しないよう呼び掛けている。
 このカツは昨年9月に愛知県一宮市の工場で製造。工場の部品が混入した可能性があるため、県内の産廃業者に約4万枚の廃棄を依頼した。しかし今月11日、壱番屋社員が同県津島市のスーパーで販売されているのを発見。産廃業者が不正に転売していたことが分かった。県によると、このスーパー系列2店舗で計5405枚が販売された。
 壱番屋は、流通経路や販売先など詳細を調査中。産廃業者への法的措置も検討している。 

最終更新:1月13日(水)22時1分

時事通信