ブログをやっている人の話を聞くと、PV数はもちろん、facebookでどのくらいシェアされたか? どのくらいのブックマークが付いたか? と、そこ“ばかり”に目がいっている人が少なくありません。でもその姿勢は、ちょっと違うかな、と。
大切なのは、「何人に届いたかではなく、“そのひとり”に、どう届いたか」ということです。
このブログもたまにバズって、想像以上のPV数になったりすることもありますが、そんなときこそ、これを自分に言い聞かせています。
ただPV数が増えた記事よりも、ツイッターで心に残るコメントをいただいたり、直接メッセージをいただいたりした記事のほうが、個人的には十分に意義があると考えています。なぜなら、情報発信はラブレターと同じだと思うからです。多くの人が見たことが重要なのではなく(いや、これも重要ではあるのですが…)、ひとりの“心”に届いたかどうかが重要なのです。そのひとりの心に届くからこそ、結果的にたくさんの人の心に届くわけですから。
これはブログだけではなく、映像やWEBの仕事をしていても同じです。
一昨日、制作させていただいた成人式映画の放映立ち会いのため、某市の成人式に参加しました。
手前味噌な話で恐縮ですが、自分が制作した映像でこれだけの拍手をもらったことがなく、さらに市の職員の方からも、「今まで、こんなに拍手をもらった映像はありません!」と言われるくらいの評価をいただきました。この状況に喜ばないわけはありません…。
でも…です。
たくさんの拍手をいただいたと言っても、ひとりの心に響いたかどうかはわからない。数人にちょっと話を聞いてみたら、新成人の本音が聞けたかもしれない。でも、気分がよくなっていた自分はその日、残念ながらそれをしませんでした…。
だから、改めて自分に言いたいこと。
大切なのは、「何人に届いたかではなく、誰かひとりに、どう届いたか?」ということ。情報発信は、ラブレターと同じだ! と。だからその返事は、しっかりと聞かないとダメなのです。
間もなく、新しい映像が続々アップされます!
秋田県鹿角市の「移住促進用プロモーション映像」が完成しました!