やれ誰それが、結婚したとか、不倫したとか、妊娠したとか、ドラッグで捕まったとか。日本では芸能人のスキャンダルに注目が集まりがちだけど、全く興味がもてない。
ベッキーが不倫しようが何しようが(←何があったか知らない)、福山雅治が結婚しようが離婚しようが、知ったこっちゃあない。どうでもいい。自分には関係ないから。
いや、少しは関係あるか。朝からネットのニュースが「ベッキー、ベッキー」うるさくて鬱陶しい。もっと経済ニュースとか、政治ニュースを全面に出して欲しかった。
そういった自分は超マイノリティかもしれない。世の中の人は芸能人の動向に夢中な人ばかりだと思う。何故自分だけがアンチ芸能人に育ってしまったのか。それは親の影響が大きいと思う。
小さい時にバラエティ番組や音楽番組を見ていて、よく母親にこのように怒られたのだ。
「そんな低能な芸能人が出ている番組を見るのは止しなさい。芸能人が何で芸能人という名前なのか知ってる?「芸」にしか脳がないから、芸能人なのよ!!」
流石に「芸」にしか脳がないは、言い過ぎだと思うにせよ、小さい頃から習慣的に上記のような事を言われ育つと、やはり芸能人に対して、非常に冷めた大人に育つわけです。後悔はしていないけど。
そんな事よりも、身近な人の恋愛話や、匿名で書かれた芸能人ではない他人の恋愛話に興味がある。面白くて最近ハマッているシンガポールのウェブサイトがある。今回はその中の一記事を紹介します。もちろん和訳してます。
シンガポール女性との悲惨なデート
昨日おれは、オンラインで知っていた女の子と6時に会う予定になっていた。しかし、残念ながら同僚が有給を取ったため、少し残業する必要があり、その日のデートに遅れることになった。
最後の仕上げをして、彼女に会うために急いでプラザシンガプーラ(ショッピングモール)へ一目散に向かった。
MRTの駅に到達したときはピーク時のため長蛇の列ができていた。「くそっ、もう歩いていく、たかが2駅だ」。
ドビーゴートに到着するやいなや、待ち合わせ場所の栄寿司に急いで駆けつけた。おれは酷く困惑していた、というのは彼女に会うのは今回が初めてで、一時間ほど遅刻していたからだ。
必死に謝ったが、彼女は不機嫌そうな顔で、席を離れようとするところだった。
その瞬間思った。この状況を打開するためには、ラッシュアワーで交通渋滞に巻きこまれていたと嘘をつくしかないと。
渋滞に巻き込まれたことを伝えた。すると彼女の目は急に明るくなった。「大丈夫、分かってる。晩御飯を食べに行こう!お腹すいたよ」。
夕食では、仕事についてや、時間がある時には何をしているか等について話しあった。感触は良かったと言えるだろう。話し続けさせるに十分な話題を彼女はふってきたからだ。
会計の時、謝罪の意も込めてすべて支払おうとした。しかし驚くべきことに、彼女は拒否し、代わりに彼女の方からご馳走すると言ってきた。申し訳なかったが、彼女はあまりにも主張するので、根負けした。
夕食後、おれは映画を見に行こうと提案したが、彼女は、疲れたので、もう少しリラックスできることがしたいと言った。
彼女は立ち止まると、急にジャンプしながら言った「ねえねえ、ドライブに行くのはどう?あなた車の運転するんでしょ?」。
その瞬間、おれはパニックになり始め、大粒の汗が流れた。「ああ…うう…うん。運転するよ。」
彼女はすぐさま腕を組んできて言った「うん、じゃあ、あなたの車のところに行こう。」「う…うん。」ぎこちない笑顔で答えた。
おれが車を駐車していると宣言したショッピングセンターの地下に降りるため、エレベーターを使った。
エレベーター内で彼女が聞いてきた。「で、何のくるま運転してるの?」。
汗がたらたらと流れるのを感じた。精一杯アイコンタクトを避け「あ、あ…モトローラ」と答えた。
エレベーターが到着して、ドアが開いた瞬間、おれはオリンピックの4×400メートルリレーを走っているかのように、全速力で飛び出し逃げた。
家に着いた、携帯電話を確認した、20件の未読メッセージと6件の不在着信。歯を磨いて、泣き叫び、そのまま眠りについた。
ポケモン
A.S.S読者
出典:MY DISASTROUS DATE WITH A SINGAPOREAN GIRL
この原文を読んで「プッ」と吹いてしまった。日本語に訳すとイマイチ臨場感に欠けるけど、原文だと結構テンポがいいんです。
筆者のポケモンさんは「第二弾悲惨なデート」も書いてます。その内容が余りにも現実では考えにくい内容で、この記事についてもフィクション疑惑が浮上。フィクションでも十分面白いと思うけどね。