ロケ地マップで仙台ゆかりの映画追体験
◎せんだい・宮城FC3種類作製/撮影秘話や観光情報満載
せんだい・宮城フィルムコミッション(FC)は、仙台市で撮影などが行われた映画のロケ地マップを作製した。同FCは「映画の中身を追体験できる内容。散策しながら街の魅力に触れてほしい」と呼び掛けている。
作製したのは3種類のマップで、「図書館戦争 THE LAST MISSION」(佐藤信介監督)、「俺物語!!」(河合勇人監督)、「Wake Up,Girls!(ウエークアップ・ガールズ、WUG)」(山本寛監督)を取り上げた。大きさは「図書館戦争」と「俺物語」がB5判リーフレット、「WUG」はA3判。JR仙台駅2階の市総合観光案内所などで計1万4000部配布している。
「図書館戦争」は、宮城県図書館(仙台市泉区)で撮影された。映画では、茨城県立水戸図書館として登場する。実際に火薬を使って銃撃シーンを撮影した開架フロアや駐車場などの写真、撮影秘話を掲載している。
「俺物語」は、ロケ現場となった仙台市中心部の店舗や高校など県内16カ所を三つのエリアに分けて紹介。解説や写真をカラフルな色を用いてまとめた。
「WUG」は、アニメで表現されている実在の商店街や喫茶店、公園などが載っている。アクセスに便利な交通手段や観光情報など盛りだくさんの内容だ。
同FCの早坂健さんは「ロケ地が新たな観光地になるよう願っている。多くの人が訪れることで街の活性化につなげたい」と意気込んでいる。
2016年01月11日月曜日