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上海株式市場 5%余の下落1月11日 17時45分
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先週、株価が大幅に下落した中国・上海の株式市場では、週明けの11日も市場の先行きへの懸念などから売り注文が広がり、代表的な株価指数は先週末の終値より5%余り下落しました。
中国・上海の株式市場では、先週、代表的な株価指数である「総合指数」がおよそ10%下落するなど株価が大幅に下落し、中国当局は、株価の急な変動を抑制するために導入したばかりの「サーキットブレーカー」と呼ばれる制度によって逆に株価の下落が助長されたとして、この制度を停止するなど対応に追われました。
週明けの11日も、市場の先行きへの懸念に加え、企業が工場などから製品を出荷する際の値動きを示す生産者物価指数の落ち込みが続いていると9日に発表されたことなどから売り注文が広がり、「総合指数」の終値は3016.70ポイントと、先週末の終値より5.33%下落しました。
市場関係者は「投資家の冷え込んだ心理は依然として改善されておらず、きょうも午後になって売り注文が広がった。あす以降も、しばらくは株価の不安定な値動きが続くことも予想される」などと話しています。
週明けの11日も、市場の先行きへの懸念に加え、企業が工場などから製品を出荷する際の値動きを示す生産者物価指数の落ち込みが続いていると9日に発表されたことなどから売り注文が広がり、「総合指数」の終値は3016.70ポイントと、先週末の終値より5.33%下落しました。
市場関係者は「投資家の冷え込んだ心理は依然として改善されておらず、きょうも午後になって売り注文が広がった。あす以降も、しばらくは株価の不安定な値動きが続くことも予想される」などと話しています。