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"weep.jp"

涙なしには見れない。。。

サッポロのリボンちゃんの秘密に迫る(追記)

おいらはテレビCMマニアなのですが、さすがに生前の裏情報となると、ほんとうに分からないことばかりなので、ますます知りたくなってくるものですね。

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ママン「リボンちゃん!リボンジュースよ!分かった?」

リボン「なぁ~に~?」

ママン「リボンジュースよ!!リボンジュース!!!!!!」

リボン「ふーん。リ!ボ!ン!」

という半世紀以上前の古しいテレビCM(1957年くらい?)なんですけども。。。

サッポロ飲料(現:ポッカサッポロフード&ビバレッジ)のリボンちゃん。

これには実は元ネタCMがあったのでした!

上記のモノクロCMを、YouTubeに投稿したら、ガイジンユーザーにこれがオリジナル・フィルムなのではと頂いたCM(1955年)です。

おや?

リボンしていない・・・だと?!

リボンちゃんがリボンしてなかったら・・・

いったい、お前チャンは「ナニちゃん」なのだい?

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「アローラ」だか「ローラ*1」とか呼ばれてるね。商品名をひっかけた語感の名前なのだろうか?

独特な絵のタッチ。ママンの娘に浴びせる過剰な叫び声。建物窓から伸びるママンの首(しかもその他大勢!)。階段だらけ。買い物カゴをかぶる。。。などの演出がリボンちゃんに共通しております。

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比較すると、まんまリボンを追加しただけって感じですね。

にしても、元ネタのフィルムがちゃんと現存していたのかって驚きの方が大きいです。

何しろ、リボンちゃんのWikipediaの項では

1957年(昭和32年)12月、リボンブランドのキャラクターを検討中にオーストラリア製アニメーションのサンプルフィルムが持ち込まれ、それをもとに若干のアレンジが加えられ、頭に大きなリボンをつけた線画のキャラクター「リボンちゃん」のデザインが出来上がった。翌春からはテレビCMに登場。

と、書かれているので、この「オーストラリア製アニメーション」の情報はモヤモヤなんですよね。どこ情報なのかとても気になります。

上記の頂いた動画情報には、アメリカのアニメーションスタジオUPAとそのアニメ監督ジーン・ダイッチ氏(トムとジェリーの監督として有名)によるものとされてます。

しかも、フルーツのソフトドリンクで「KIA-ORA」ブランドは、どうやら現在ではコカコーラ社が権利を持ってるらしい。


以下、太文字は追記

KIA-ORA はオーストラリア発祥のソフトドリンクブランドだそうです!

筆記中、うっかりと見落としてました。

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つまり、Wikipedia の情報*2は正しかったようですが、厳密にはCMフィルム制作はアメリカで、当時のソフトドリンク会社がオーストラリア(CMフィルム製作だったのではないかと言う考察ができます。


うわぁ、どっちが正しいのやら。。。謎に迫りたいのですが、さらなる謎が深まってしまった。おいらよりも、詳しいリボンちゃんマニアがおいででしたら、情報求む!!

リボンちゃんの前世は、アメリカ生まれのオーストラリア育ちと言ったところですね。

なお、今のリボンちゃんはちゃんと色がつき、飯屋さんが声当ててるそうですよ。なんで中の人が「飯屋」って呼ばれてるのかは、おいらは声優詳しくないので知りませんがね。

そんなわけで、がぶ飲みクリームソーダしか入手できてない weep でした。

よろしく!シナチク

*1:「萌え袖ふうふう☆」とかCMしてるあの人ではなぁい!

*2:過去の公式サイトにも同様の記載を確認しました