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ここちよく流れる

オーストラリアでミニマリストとシンプルライフの中間をゆるゆる目指しています。

「嫌われてもいい」石原明さんの人間関係をシンプルにする3つのルール

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久しぶりに聴いた石原明さんのPodcast番組で、人間関係においてなるほど!と思うことをおっしゃっていたので思わずメモを取りました。

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相談者の悩み・質問に答えるというこの番組。今回の相談は「スマホ依存がやめられない」というものでした。スマホ以前にそもそもリアルで構築している人間関係の初動で失敗しているからスマホでのコミュニケーションに依存するようになるのでは?というのが石原明さんの回答。そして人間関係をシンプルにするコツを3つ教授されていました。

ルール1:「嫌われたくない」という気持ちをコントロールする

自分も含めて、人はどんどん変化(成長)していく。それに伴って今まで気が合っていた人と違和感を感じることは自然なこと。それが関係性の終了につながることもまた自然なこと。別れることが前提ならば、必要以上に「嫌われないように」と考える必要はないし、誰からも嫌われないというのはそもそも不可能。

ルール2:人間関係のスタートで失敗しない

人は出会った人との別れを想定しておらず、故に「嫌われたくない」という気持ちがあったりするので、最初にがんばりすぎてしまう。例えばLINEを交換しあったら、即メッセージを送り、いきなり濃度の高いやり取りをスタートさせてしまう。それが関係性においてスタンダードとなってしまうので、自分本来本来のペースに戻せば「関係性が劣化した」と相手に感じさせてしまう。初動のハイペースをキープしなければいけないことが、スマホ依存になる原因ではないか。

それよりも、最初から自分のペースでやり取りすると、相手も「こういう人だ」とわかってくれるので、後々の関係性がラクになる。初動が大事。

ルール3:人間の数を制限する

個人差はあれど、人間が一度に関係を持てる人の数は無限ではない。石原明さんはせいぜい30人とおっしゃっていましたが、その30人と深くつきあう、ということを心掛ける。許容範囲を超えて多く付き合えば付き合うほど、価値が下がってしまう、ともおっしゃっていました。そして大切なことは、ルール1にも通じますが、その30人を固定しない、ということ。お互いの変化に合わせて30人は入れ替わっていく=別れが必ずある、ということを心得る。

「何のためにこの人と出会ったのか」

メンターに教えられたことの一つが、この問いかけです。縁があった相手に対して、「この人と出会った意味」を考えるというもの。確かにこの問いかけをしながら付き合っていると、関係性は間違いなく濃く納得感のあるものになります。20代の頃、私は人との別れを非常にネガティブに捉えていました。「別れ=関係性の失敗」くらいに思っていましが、「人と出会った意味を問いかける」ようになってから、お別れが来た時に執着なくお互いの為に関係性を手放すことができるようになりました。勿論悲しい気持ちはありますが、それを引きずることはなくなりました。

石原明さんがおっしゃる「別れが前提」は決して冷たい考え方ではなく、だからこそご縁があるうちにきちんと相手と関わる。その関わり方は決してLINEのやり取りの数ではなく自分らしさ、相手らしさを融合させ何かを生み出していく、ということ、そんな風に理解しました。

長く続いている友人との出会い方

新しい出会いにテンションが上がり、初動でちょっと頑張りすぎちゃう傾向はあるなぁと自分を客観的に見ています。その高揚感が関係性をスタートさせる後押しになることはありますが、そういうケースはあまり長続きしないことが多いです。20年以上の付き合いになる友人数人とは、今思えばじわじわと距離が縮まった感じです。最初からお互いに素で無理せずに自然体でお付き合いできる、ということは長続きの秘訣なのかもしれません。ただ、お付き合いの長さに関わらずどの方も自分にとって意味のある存在だったことは間違いありません。振り返ってご縁に感謝できるように、縁あって関わってくれる人を大切に、しかるべきときには、執着せず依存せず手放す。人との縁もここちよく流れるように心がけたいです。

石原明さんのポッドキャスト

経営コンサルタントである石原明さんのポッドキャスト、タイトルは「経営のヒント」ですが、人生のヒントになる話題が満載です。今回のお話は「第312回 【第9回公開収録_2】質問「スマホに依存している自分に恐怖を感じます。。。」となります。ご興味があれば聴いてみてくださいね。

▶ 石原明の経営のヒント

石原明の経営のヒント+(プラス)

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  • 日本経営教育研究所 代表 石原明
  • 経営/マーケティング
  • ¥0

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