先に紹介した「三猿」(見ざる、聞かざる、言わざる)に出会える「八坂庚申堂(やさかこうしんどう)」から世界遺産「清水寺(きよみずでら)」(京都市東山区)へ向かいました。
清水寺といえば、昨年11月末「『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神雷神図屏風」と「『覚醒』の書」がお披露目されたことで話題になりましたネ。その「屏風」と「書」は期間限定で展示されていたそうですが…見に行けなかった(T^T) さらに年末には「今年(昨年)の漢字」である「安」も発表されました。今年はどのような漢字の年になるでしょうか。
さて、お正月の清水寺はホント~~~にたっくさんの参拝者で賑わっていましたヨ^o^
清水寺は北法相宗(きたほっそうしゅう)の総本山。山号は「音羽山(おとわさん)」。御本尊は十一面千手観音(秘仏)。奈良末期、延鎮(えんちん)上人によって開創され、坂上田村麻呂が仏殿を建立したと伝えられています。
※例によって写真が多くなります<(_ _)>
【清水寺~境内風景】
美しい丹塗りの「仁王門」(重要文化財)。仁王門の「清水寺」の額は平安中期の書家・藤原行成(ふじわらのゆきなり)によるものといわれています。藤原行成は小野道風、藤原佐理(すけまさ)とともに三蹟(能書家)と称されています。
「阿(あ)」! 仁王門に向かって左手に安置されている「阿形(あぎょう)」の「狛犬」。
「阿(あ)」! 仁王門に向かって右手の狛犬も阿形ですネ。実は…左右の狛犬、どちらも阿形なのです(^0^) ※下写真の狛犬のみ、昨年春に撮影したもの。
仁王門をくぐったところから撮影。大勢の参拝者で賑わっています。
「三重塔」(重要文化財)。高さ約31メートル。内部には大日如来像が安置されているそう。
「本堂」(国宝)の鰐口にクローズアップ。線香の煙がたゆたう。
急な崖の上にせり出した有名な「清水の舞台」からの眺め。安心してください、飛び降りませんよ(笑)。写真左角に小さく見えるのは「音羽の瀧」。写真中央やや右に見えるのは「子安塔(こやすのとう)」(高さ約15メートル)です。
こちらが「子安塔」。内部には子安観音(千手観音)が祀られています。(今回は訪れていませんが)お時間のある方はぜひこちらの子安塔の前から清水の舞台を見てください。壮観です!!!!!
現在の本堂は寛永10年(江戸前期:1633)の再建。清水の舞台は「檜板張り」の「檜舞台」。舞台を支える欅の柱は最長約12メートルあるのだそう。急な崖に張り出した建物を釘1本も使わず建築する「懸造り(かけづくり)」という工法で建てられています(※懸造り、説明するのが難しかったので間違っていたらご指摘ください)。こんなに多くの人々が舞台の上に立っても頑丈! しかも時代を経ても…。古人の建築技術に感服致します<(_ _)>
舞台の上から見る景色はもちろん、舞台の下や横から見る景色(柱組)も見事! 迫力満点です!!!
こちらは昨年4月下旬に撮影した清水の舞台。新緑が美しい。四季折々の美景が楽しめます。
こちらは…よく見ると…
「龍」だ! 「西門(さいもん)」の前に「祥雲青龍」が安置されていました。こちらは初めて見ました! 「しょううんせいりゅう」と読むのだと思います。最近、奉納されたようですが、詳細わかりませんでした(>_<)(以後も調べてみます)。
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【地主神社~境内風景】 ※地主神社は清水寺の境内に鎮座しています。
縁結びの神様として有名な地主神社。参拝当日、午後2時から行われた「えんむすび初大国祭」に参加しました。鈴を鳴らす紐が「蝶々結び(リボン型)」ですね♡
※以前頂いた御朱印はこちら。なお地主神社では現在、御朱印は授与されていないようですm(__)m
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清水寺では複数の御朱印を頂戴することができます。画像の場合、多数になってしまいますので以下は「西国三十三所観音霊場」のみ掲載します。清水寺は第16番札所です。
以前頂戴した御朱印です。「西国三十三霊場 納経帖」に頂きました。
「御詠歌」は手持ちの御朱印帳に頂きました。「まつかぜや おとわのたきの きよみずを むすぶこころは すずしかるらん」
以前購入した御朱印帳です。「清水の舞台」が金色でデザインされています。複数色あったかと思います。
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★最後までご覧いただき、ありがとうございました。寺社めぐり、続きます。