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五輪エンブレム 最終候補に4件 国民の意見求め決定へ1月9日 19時02分
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2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムの審査が行われ、最終候補として4件が選ばれ、決定までに国民の意見を反映させるために今後、商標登録の手続きをしたうえでインターネット上で事前公開することが決まりました。
エンブレムは1万4599件の応募作品の中から去年までに64件に絞られ、7日から2日間行われた組織委員会の有識者会議「エンブレム委員会」の21人の委員による投票などで、19件に絞り込まれました。
そして8日、最終候補を決める審査が都内の組織委員会のオフィスで行われ、朝から委員が審査会場を訪れました。このうち王貞治さんは、「いよいよここまで絞られたので、責任は重いけど自分なりにいいと思うものを選びたい」と話しました。そして、委員による3回の投票や議論の結果、最終候補として4件が選ばれました。
また、9日は決定までに国民の意見を取り入れるための方法について話し合われ、最終候補に残った4件の商標登録の手続きをしたうえで、インターネット上で事前に公開し意見を求めることが決まりました。寄せられた意見をどのように反映させるかなど最終選考の方法は今後協議していくということで、最終的には、ことし春の完成を目指しています。
決定前のエンブレムが事前に公開されることは異例で、組織委員会によりますと、IOC=国際オリンピック委員会に対し白紙撤回に至る経緯などを説明して了解が得られ、商標登録にかかる1件当たりおよそ2000万円の費用も組織委員会が負担するということです。
エンブレム委員会の宮田亮平委員長は、「3月には決定したいと考えていたが、商標調査に3か月程度かかる可能性もあり、4月にずれ込むのではないかと思う。国民の共感を得られる作品を選んでいきたい」と話していました。
そして8日、最終候補を決める審査が都内の組織委員会のオフィスで行われ、朝から委員が審査会場を訪れました。このうち王貞治さんは、「いよいよここまで絞られたので、責任は重いけど自分なりにいいと思うものを選びたい」と話しました。そして、委員による3回の投票や議論の結果、最終候補として4件が選ばれました。
また、9日は決定までに国民の意見を取り入れるための方法について話し合われ、最終候補に残った4件の商標登録の手続きをしたうえで、インターネット上で事前に公開し意見を求めることが決まりました。寄せられた意見をどのように反映させるかなど最終選考の方法は今後協議していくということで、最終的には、ことし春の完成を目指しています。
決定前のエンブレムが事前に公開されることは異例で、組織委員会によりますと、IOC=国際オリンピック委員会に対し白紙撤回に至る経緯などを説明して了解が得られ、商標登録にかかる1件当たりおよそ2000万円の費用も組織委員会が負担するということです。
エンブレム委員会の宮田亮平委員長は、「3月には決定したいと考えていたが、商標調査に3か月程度かかる可能性もあり、4月にずれ込むのではないかと思う。国民の共感を得られる作品を選んでいきたい」と話していました。