【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は7日、記者団に対し、国連安全保障理事会で議論される対北朝鮮制裁について、「従来の安保理の四つの制裁決議を最大限強化できる内容を探るプロセスが続けられる」との見通しを示した。
同当局者は「現段階で詳細を話すことは難しい状況で、今後安保理理事国15カ国が合意しなければならない」と述べた。
国連安保理は北朝鮮の3回の核実験と長距離ロケット(事実上の長距離弾道ミサイル)発射を受け、第1718号(2006年)と第1874号(09年)、第2087号・2094号(いずれも13年)の四つの決議を採択している。
同当局者は「安保理傘下の対北制裁委員会で決議違反の事例を調査し、制裁強化に向けた勧告を行ってきた」とした上で、「4回目の核実験を踏まえ、制裁委の活動も活発になり、強化されるとみられる」と述べた。