下着姿の自分の写真を、女性の同級生たちが集まるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にアップしたとの理由で、小学校時代の同級生を殺害したとして、仁川南部警察署は6日、J容疑者(47)を逮捕したと発表した。
警察によると、J容疑者は今月2日午前4時ごろ、仁川市南区に住む小学校時代の同級生Kさん(46)の自宅に押し入り、Kさんの腹部などを刃物で刺して殺害し、家に火を放った疑いが持たれている。この火災で、Kさんと同じワンルームマンションに住んでいた住民6人が煙を吸い、近くの病院に搬送された。J容疑者は5日午後、警察に自首した。
J容疑者は警察の調べに対し、「Kさんが下着姿の自分の写真を、女性の同級生たちだけが参加しているネイバーバンド(SNS)にアップしたという話を友人たちから聞き、問いただすためにKさん宅に行って、口論の末、カッとなって犯行に及んだ」と供述した。小学校時代の同級生のJ容疑者とKさんは、昨年3月に同窓会で再会し、親しくなったという。
警察の関係者は「J容疑者は『部屋の中に捨てたたばこの吸い殻から火が燃え広がったようだ』として、放火の容疑は否認している。さらに証拠を確保し、逮捕状を請求する方針だ」と説明した。