慰安婦合意:合意無効訴える市民運動、京畿道各地で相次ぐ

慰安婦合意:合意無効訴える市民運動、京畿道各地で相次ぐ

 旧日本軍の慰安婦問題に関する韓日両国の合意を無効とするよう主張する記者会見や署名運動などが6日、京畿道各地で行われた。

 「水原平和のチョウ」はこの日午後1時、水原市のオリンピック公園にある「平和の少女像」の前で記者会見を行い「朴槿恵(パク・クンヘ)政権と安倍政権による韓日慰安婦協議は無効」と主張した。

 同団体は「元慰安婦たちの負った傷を癒やし、名誉を回復しようという意思が韓国政府にあるならば、日本政府に対し、過去の戦犯の歴史を明白に記録し、教育を行うよう要求すべきだ。売国的な韓日慰安婦協議が破棄されるまで、京畿道の女性たちは元慰安婦の被害者たちと共に、日本政府による公式の謝罪と法的な賠償を勝ち取るための闘争を最後まで続けていく」と訴えた。

 また「開かれた女性と平和の少女像を守る人たち」はこの日午後4時から7時まで、城南市盆唐区の野塔駅前広場で、「平和の少女像」設置への支持を求める署名運動を行った。

 「議政府平和の碑建立推進委員会」もこの日午後6時から、議政府市の平和公園にある「平和の少女像」の前で、慰安婦問題に関する韓日両政府の交渉に反対する街宣を行い、元慰安婦たちを支援するための1億人署名運動を繰り広げた。

 このほか、華城市や高陽市、城南市、水原市など京畿道の15市郡の首長を含む、首都圏の地方自治体首長32人はこの日正午ごろ、ソウル市鍾路区の在韓日本大使館前で行われた水曜集会に参加し、慰安婦問題に関する韓日両国の交渉は無効だとする共同宣言を発表した。

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