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 リビア北西部の町ズリテンにある警察の訓練所で7日、門から構内に突っ込んだトラックが爆発し、65人以上が死亡した。ロイター通信が医療関係者の話として伝えた。さらに数十人が負傷したとみられる。

 ズリテンは首都トリポリの約160キロ東に位置し、過激派組織「イスラム国」(IS)が昨年6月に制圧したシルトとの中間に位置する。訓練所では当日、卒業式にあたる行事が催されていた。

 リビアでは2011年にカダフィ独裁政権が崩壊した後、12年に制憲議会が発足したが機能せず、イスラム系勢力がトリポリ、世俗派勢力は東部トブルクで「政府」を構える状態が続いていた。両勢力は国連の仲介で昨年12月に統一政府樹立の合意書に署名したが、先行きは不透明なままだ。(ドバイ=渡辺淳基)