2016年1月3日21時40分
メキシコ・テミスコ市で1日に新たに就任したギセラ・モタ市長(33)が、翌日に武装集団に殺害された。同市は犯罪組織による麻薬取引や誘拐事件が頻発しており、モタ氏はその一掃を誓っていた。
AP通信などによると、首都メキシコ市から約90キロ離れた同市は人口約10万人。モタ氏は女性。就任翌日、数人の武装した男たちに自宅を襲われ、銃撃を受けて死亡した。警察の追跡により、容疑者のうち2人が殺され、3人が拘束された。
モタ氏は中道左派の元国会議員。テミスコ市があるモレロス州のグラコ・ラミレス知事は、事件は犯罪組織による犯行だと指摘し、「刑罰は免れられないだろう」と述べた。
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朝日新聞国際報道部
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