河合達郎
2015年12月25日21時21分
第2次安倍政権は26日で発足から3年を迎える。安倍晋三首相は25日、首相官邸で記者団に「『日本を取り戻す』。この考え方のもとに経済の再生、外交安全保障の立て直しに取り組んできた。それなりの成果は出たのではないか」と自ら評価。「『桃栗3年、柿8年』と言うが、桃と栗は何とか収穫できた。この前、(官邸の)庭の柿を食べたが結構渋かった」とも語り、今後の政権運営への意欲をうかがわせた。
3年間、補佐役を務める菅義偉官房長官は25日の会見で、約1年の短命に終わった第1次政権との違いについて「総理ご自身が国民との対話の姿勢を保ちながら、戦略的に政策を進めている」と分析。麻生太郎財務相も「安倍政権が安定したおかげで、経済にも安定が見られる」と述べた。
ただ、看板政策の「アベノミクス」も消費や設備投資が思い通りに伸びず、政権は正念場を迎えている。今年9月に成立させた安全保障関連法に対しては、「憲法違反」との反発も根強い。来夏の参院選を念頭に、菅氏は「(子育て支援など)新しい『3本の矢』を進めていくと、選挙民のみなさんに訴えることが大事だ」と強調した。(河合達郎)
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