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 タイヤ世界大手のブリヂストンが、米タイヤ小売り大手の買収を巡って著名な米投資家と争っている。投資家側が株式公開買い付け(TOB)の価格を引き上げたのに対抗し、24日にブリヂストンもさらに高い価格を提示した。にらみ合いは続きそうだ。

 買収しようとしているのは「ペップ・ボーイズ」。米国内35州などに約800店を持つ。ブリヂストンは10月下旬、TOBによってペップを総額8億3500万ドル(約1千億円)で買収することで合意した。米国内の販売網を広げ、ネット販売のノウハウも手に入れるのが狙いだった。

 風向きが変わったのは12月だ。企業に経営改善を迫る「物言う株主」として著名なカール・アイカーン氏が、ペップ株を12・1%持つ大株主になった。7日にブリヂストンの買い付け額より0・5ドル高い1株15・5ドルでTOBをする対抗案を出した。