クリスマスって非常識が常識としてまかり通る日なんですね。
ちょっと聞いていただきたいことがあって、クリスマスにわざわざ嫌な思い出を引っ張り出してきて書きます。
お互い彼氏いないし女同士のクリスマス会もいいね
私が二十歳すぎの頃の、未だによく分からないクリスマスの出来事です。
女友達とお互い彼氏もいないし、クリスマスは二人で遊ぼうよと約束していました。
何をするわけでもなく、カラオケ行って、カフェに行ってケーキつつきながらおしゃべりしたり、ぶらぶら買い物したり、京都駅の大階段でイルミネーションでも見ようって話だったわけ。
私としては女友達と過ごすクリスマスは、小学生以来だったんですね。
女同士でわいわいすることへの憧れもありました。
女友達に急遽彼氏が出来た!
何と、私たちがクリスマス会をしようという日の前日、女友達から電話がありました。
女友達:「急遽、彼氏が出来たから…(ごにょごにょ)。そういうわけだし、ごめん」
わたし:「え…?」
そりゃ私も女友達に好きな人がいて、めでたく付き合うことになったというなら、「仕方ない。楽しんできてね。」って言える心ぐらいはありました。
けれど、そうじゃなかった。
女友達にアプローチしてくる男性がいるのは聞いていました。
そして、その男性に対して「タイプじゃないし、好きになれない」とずっと言っていたのです。
それが、ここにきてクリスマスというイベント前日になって、その男性と付き合うことにした!というわけだ。
要約すると「クリスマスのために急遽見繕った男と過ごすから、お前とは約束はナシな!」です。
彼氏が出来たらドタキャンOK?
女友達はその後は、気分が乗らない相手とクリスマスのために付き合っても上手くいくはずがなく、一週間で別れました。
男性は30歳手前くらいの会社員だったので、結構高価なクリスマスプレゼントを貰ったそうです。
それに対して「こんな高そうな物を貰ってしまった。気が重い…」と愚痴をこぼす女友達。
何がしたかったのか…。
クリスマスに恋人が出来たら、同姓の友達との約束は当たり前にドタキャンOKなんですか?
それが許されるのがクリスマスというイベントなんですか?
私はこれがずっと疑問で腑に落ちずに今まで生きてきました。
今、やっとブログに記事としてネット上にこの出来事を放出することが出来て、ちょっとだけスッキリしました。
私はというと、家で母がスーパーで買ってきたチキンを一口、二口齧って、味気ないクリスマスケーキという名の普通のショートケーキを食べて、クリスマスソング聞いて過ごしました。
寝る前にベッドの上で冷やかしがてら「めりーくりすます♡また彼氏さんとの話聞かせてね。おやすみー。」とメールを送って就寝。
そんな私のクリスマスの思い出。
では、またね。