12月18日、最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」がついに公開されたスター・ウォーズ。公開日を含めた週末3日間で104万4330人を動員、興行収入は16億1934万円を記録した。大ヒットした「千と千尋の神隠し」や「アナと雪の女王」も抜き、好調なスタートを切っ た。北米でも前売り券だけで1億ドルを売り上げ、史上最高を達成。オープニング興行収入は2.38億ドルで歴代1位を獲得している。
興行収入に加えて多彩な関連商品が話題を集めているが、その中でも異色といえるアイテムが、学研プラスが展開する「スター・ウォーズ英和辞典」だ。前回の「スター・ウォーズ:バトル ポッド」に続いて、今回はこの英和辞典の制作現場を紹介する。
2014年11月25日に発売された『スター・ウォーズ英和辞典<ジェダイ入門者編>』。旧3部作(エピソード4~6)の台詞やスクリプト(台本)に出てくる中学レベルの基本英単語を中心に、約1000語を例文付きで収録している。各例文は「May the Force be with you.」「I am your father.」など、スター・ウォーズ・ファンにはお馴染みの名シーンから抜粋したものだ。ルーク・スカイウォーカーやヨーダといったジェダイと呼ばれるキャラクターなどの台詞とともに、文法的理解を助ける図版や挿絵として、この辞典のために描きおろされた約200点のオリジナルイラストが掲載されている。
翌年の2015年9月3日には、第2弾となる『スター・ウォーズ英和辞典<ジェダイ・ナイト編>』を発売した。第1弾の作りを踏襲しながらも、掲載する英単語をレベルアップ。第2弾では、新3部作(エピソード1~3)に出てくる高校・大学受験レベルの英単語を中心に約1000語を収録している。
こうした映画を題材にした辞典や教材自体は目新しいものではない。書店に行けば、海外の映画やドラマ、アニメを用いた書籍やCD、DVDなどの教材がずらりと並んでいる。実際のところ、学研ではこれまでに『ミッキー! これ英語でなんていうの? 英和じてん』『くまのプーさん はじめての英語絵じてん』といったディズニーキャラクターを用いた辞典を手がけてきた。なぜ、今回はスター・ウォーズを題材に選んだのだろうか。
いつかは、スター・ウォーズの辞典を
スター・ウォーズ英和辞典の編集・出版を担当した学研教育出版 小中学生事業部 辞典編集室 室長の芳賀靖彦氏は、「この企画は、新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開に合わせて立ち上げたものではありません。個人的な話になりますが、私は子供の頃からスター・ウォーズのファンで、いつかはスター・ウォーズをテーマにした英和辞典を作りたいとずっと思っていました。そんな思いを温めていたところ、2012年に米ウォルト・ディズニーがルーカスフィルムを買収したというニュース。学研はディズニーとの長い付き合いがありましたから、ついに夢が実現できるのではないかと考えました」と話す。