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ロシア新宇宙基地 来年4月に初の打ち上げへ12月25日 5時53分
ロシア政府が極東地域で建設を進めている新しい宇宙基地は、当初の計画よりも遅れていますが、施設は来年春に完成し、4月下旬に最初のロケットの打ち上げが行われる見通しとなりました。
ロシア政府は新しい宇宙開発の拠点として、4年前から極東のアムール州でボストーチヌイ宇宙基地の建設を進めていますが、作業を請け負っていた企業が倒産するなどのトラブルが相次ぎ、年内に完成させるとしていた計画に遅れが出ています。
こうしたなか、最初に打ち上げられる予定のソユーズロケットを製造するプログレス社のキリーリン社長が24日、記者会見を行い、施設は来年春に完成し、最初のロケットの打ち上げは4月25日に行われるという見通しを明らかにしました。
ロケットには3つの人工衛星が積み込まれる予定で、すでにパーツの一部は特別列車で宇宙基地に運ばれ、キリーリン社長は、年明けから打ち上げに向けた作業を本格化させるとしています。
一方、ロシア宇宙庁のコマロフ長官は24日、日本人宇宙飛行士も関わる可能性のある、この宇宙基地からの初めての有人ロケットの打ち上げについて、当初の計画よりも5年遅らせ2023年に行うとする計画を明らかにしました。
ロシア政府としては、宇宙基地の建設計画をこれ以上遅らせることなく、ロケットの打ち上げも着実に成功させることで、宇宙大国としての存在感をアピールしたい考えです。
こうしたなか、最初に打ち上げられる予定のソユーズロケットを製造するプログレス社のキリーリン社長が24日、記者会見を行い、施設は来年春に完成し、最初のロケットの打ち上げは4月25日に行われるという見通しを明らかにしました。
ロケットには3つの人工衛星が積み込まれる予定で、すでにパーツの一部は特別列車で宇宙基地に運ばれ、キリーリン社長は、年明けから打ち上げに向けた作業を本格化させるとしています。
一方、ロシア宇宙庁のコマロフ長官は24日、日本人宇宙飛行士も関わる可能性のある、この宇宙基地からの初めての有人ロケットの打ち上げについて、当初の計画よりも5年遅らせ2023年に行うとする計画を明らかにしました。
ロシア政府としては、宇宙基地の建設計画をこれ以上遅らせることなく、ロケットの打ち上げも着実に成功させることで、宇宙大国としての存在感をアピールしたい考えです。