2015年12月20日04時23分
2005年、東京・秋葉原に誕生したアイドルグループ、AKB48が10周年を迎えた。シングル総売上枚数日本一の記録を打ち立てた人気の理由は何かを、AKB48の1期生、峯岸みなみさんに聞いた。
グループの誕生から現在までを知る最後の3人の1人。発足当初は反抗期キャラだったが、23歳の現在はチームKのキャプテンとして後輩メンバーを引っ張る。草創期の苦難や絶頂期の喜び、選抜総選挙や握手会の意味、若手メンバーと現在の思いについて語った。
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芸能界に憧れていた私は色々なオーディションを受けていました。大手の芸能事務所を目指していましたが、オーディション雑誌でAKB48を見つけたときは、正直に言うと、「怪しいな」と思いました。
それでもおニャン子クラブ世代の両親が「秋元康さんはすごいんだよ」とすすめたので、とりあえず書類を送ったら合格しました。
「電車男」がはやっていた頃で、秋葉原はおたくのイメージ。憧れていた芸能人の世界とはまったく違ったので、AKB48に入ってしばらくは気持ちが乗りませんでした。
劇場公演の初日のお客さんは7人。レッスン、学校、劇場をまわる日々はハードだったけど、お客さんもいなくて「何をやっているんだろう」という感情はありました。最初はテレビや雑誌のお仕事もありましたが、しばらくすると、それもなくなりました。学校でも同級生から「アキバ」と言われるし、少しひかれているかなという気もしました。メンバーがいつも泣いていたのを覚えています。あの頃は、あまりいいことがなかったです。
それでも続けられたのは、年齢もあったかなと思います。中学生だったので、部活のような感覚でした。メンバーと一緒にいるのは楽しいし、歌って踊るのも好きでした。
上京して一人暮らしのお姉さん(メンバー)は大変そうでしたが、自宅暮らしの中学生である私は気楽に過ごしていました。
デビューして、2カ月ほどすると、ファンの方から手紙とかプレゼントをいただくこともありました。自分を応援して下さるファンの存在に喜びを感じていました。
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