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ドイツの世界的指揮者 マズア氏死去
12月20日 12時46分

ドイツを代表する世界的な指揮者で、1989年に旧東ドイツで激しくなった民主化を求めるデモでは、政権側に武力弾圧を避けるよう訴え、ベルリンの壁崩壊の立役者の1人とされるクルト・マズアさんが19日、死去しました。88歳でした。
クルト・マズアさんは、1927年に現在のポーランドで生まれ、第2次世界大戦後、旧東ドイツのライプチヒでピアノや作曲などを学んだあと、オーケストラの指揮者を務めました。1970年代からは、欧米各国のオーケストラでも指揮をとり、アメリカで最も歴史のある「ニューヨーク・フィルハーモニック」の音楽監督を11年間務めるなど、世界的な指揮者として活躍しました。
また、マズアさんは1989年10月に旧東ドイツで激しくなった民主化を求めるデモで、当時のホーネッカー政権に対し、武力による弾圧を避け対話を通じて解決するよう呼びかける声明を発表しました。その結果、流血の事態は回避され、マズアさんは、この年の11月に起きたベルリンの壁崩壊の立役者の1人として多くのドイツ国民から敬愛されていました。
マズアさんは、パーキンソン病を患っていましたが、アメリカ東部・コネティカット州にある病院で19日、88歳で死去しました。

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