【ソウル聯合ニュース】韓国防衛事業庁は16日、韓民求(ハン・ミング)国防部長官の主宰で開催された防衛事業推進委員会でKF16の性能改良事業の事業者を英航空・防衛大手BAEシステムズの米法人から米ロッキード・マーチンに変更したと発表した。
KF16の性能改良事業は、空軍が運用中のKF16、134機のレーダーやコンピューター、武装システムなどを最新製品に入れ替える事業。
防衛事業庁のキム・シチョル報道官は契約事業者変更について、「ロッキード・マーチン社が費用の条件を満たした。契約事業者の変更で初号機の引き渡しも1年、前倒しすることができるようになった」と説明した。
また「ロッキード・マーチン社はKF16のプラットホーム製作業者として、性能改良部門でも技術を備えている」と説明。その上で、「台湾、シンガポールとともに性能改良を推進することにより、統合購買の利点も生かすことができる」と強調した。
同事業は防衛事業庁が2012年7月に事業者としてBAEシステムズを選定してから始まった。韓国政府が業者を選定してから米政府と韓国政府が対外有償軍事援助(FMS)契約を締結する異例の方法で進められた。
だが、今年8~9月、米政府とBAEシステムズが事業リスクや業務範囲拡大などを理由に最大8000億ウォン(約828億円)の事業費引き上げを要求し、事業推進が中断された。
これにより韓国国会は先月30日の本会議で、同事業が遅れ、追加費用が発生したことに関連し、監査要求案を議決した。
キム報道官は「監査を受けながら事業を推進しなければならない困難があるものの、一点の疑惑も残らぬよう監査を受ける」と強調した。