2015年12月18日16時39分
厚生労働省は18日、約40人が働く染料や顔料のもとになる物質を製造する工場で、退職者も含めて5人が膀胱(ぼうこう)がんを発症したことを明らかにした。工場名や場所は公表していないが、いずれも40~50代の男性で、現職の4人は18~24年の就労歴があったという。4人は人体に発がん性があるとされるオルトートルイジンをはじめとする化学物質「芳香族アミン」を取り扱っていたという。
厚労省は、この工場の作業実態や発生原因を調べる。また、業界団体の日本化学工業協会と化成品工業協会に対しては、換気や防毒マスクの着用など、芳香族アミンによる健康障害を防ぐ対策をとり、取り扱う事業場では健康診断をおこなうよう求めた。
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
PR比べてお得!