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コミュニティーバスが不正 勝手に途中で帰る 千葉・君津12月18日 12時39分
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千葉県君津市のコミュニティーバスの複数の運転手が終点までのルートを走行せずに、途中で勝手に車庫に帰るなどの不正を1年近くにわたって繰り返していたことが分かり、市は運行を委託しているバス会社に損害賠償を求める方針です。
不正が判明したのは君津市内を循環するコミュニティーバスの運行を市から委託されている木更津市のバス会社、「日東交通」です。
君津市によりますと、先月、住民から「バスが本来のルートから外れて走っている」という連絡があり、日東交通が調査したところ、バスの運行を途中で勝手にやめるなどの不正が、ことし1月から先月までの間に合わせて50件確認されたということです。
運転手21人のうち、65歳から70歳の5人の運転手が関与を認めたということで、会社側の調査に対し、「終点の近くではいつも乗る人がいないため、勝手に回送にして車庫に戻った。早く戻って休憩時間を多く取りたかった」などと話したということです。
君津市は日東交通に対して損害賠償を求めるほか、今後は定期的に立ち入り検査を行って、再発防止を徹底するとしています。
君津市は、「市民の信頼を裏切る結果となり、誠に遺憾だ。運行管理態勢の強化を徹底し、信頼回復に努めたい」と話しています。
君津市によりますと、先月、住民から「バスが本来のルートから外れて走っている」という連絡があり、日東交通が調査したところ、バスの運行を途中で勝手にやめるなどの不正が、ことし1月から先月までの間に合わせて50件確認されたということです。
運転手21人のうち、65歳から70歳の5人の運転手が関与を認めたということで、会社側の調査に対し、「終点の近くではいつも乗る人がいないため、勝手に回送にして車庫に戻った。早く戻って休憩時間を多く取りたかった」などと話したということです。
君津市は日東交通に対して損害賠償を求めるほか、今後は定期的に立ち入り検査を行って、再発防止を徹底するとしています。
君津市は、「市民の信頼を裏切る結果となり、誠に遺憾だ。運行管理態勢の強化を徹底し、信頼回復に努めたい」と話しています。