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外相 無罪判決評価するも韓国側の姿勢見極めたい
12月18日 12時16分

外相 無罪判決評価するも韓国側の姿勢見極めたい
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産経新聞の前ソウル支局長に韓国の裁判所が無罪判決を言い渡したことについて、岸田外務大臣は改めて評価する一方で、いわゆる従軍慰安婦問題など両国間の懸案については、今後の韓国側の姿勢を見極めていきたいという考えを示しました。
韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領の名誉を傷つけたとして、在宅起訴された産経新聞の前ソウル支局長に対し、韓国の裁判所は17日、「大統領をひぼうする目的はなかった」などとして、無罪判決を言い渡しました。
これについて、岸田外務大臣は閣議のあと記者団に対し、「日本と韓国の間の大きな懸案の一つに前向きな動きがあったことは評価する」と述べました。
そのうえで、岸田大臣はいわゆる従軍慰安婦問題などを念頭に、「両国の間にはなお多くの課題が残っているが、日韓関係を前に進める一つのきっかけになることを期待したい。判決は判決だが、ほかの懸案に影響があるかどうか、全体の動きを注視していきたい」と述べ、今後の韓国側の姿勢を見極めていきたいという考えを示しました。
また、岸田大臣は18日、日韓基本条約の発効から50年を迎えたことについて、「両国には難しい課題があるが、対話を積み重ねることで大局的な観点から未来志向の二国間関係を築き上げるべく、努力していかなければならない」と述べました。

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