ミニマムクロゼットのカテゴリーで何度かお見せしているように、
私の持っているファッションアイテムは、
色はほとんど白か黒、
形も普通でクラシック、
昔はたくさん持っていたけれど、
デザインが強いものは今はないの。
かつては柄も大好きで、
ダイアンのワンピースが大好きだったわ。
けれど、柄も今はほとんど持っていないわね。
色バリエーションも柄もやめた理由は、
オンオフ年間40着という少ない服で、
コーディネートの組み合わせを最大限考える時、
ひとつひとつの服のデザインが強ければ強いほど、
お互いがケンカして、
コーデにならない事を実感してるからよ。
これについては、関連記事を書いてるから、
一番下のリンクから良かったら読んでみてね。
そしてもうひとつ、
一番の理由があるわ。
それは、服装がシンプルであればあるほど、
着る人のキャラクターが浮き彫りになるからよ。
ちょっと例えが極端だけど、
キャバクラでアゲハ蝶のように美しく着飾った女たちは、
みんな同じ顔、同じキャラクターに見える。
AKB系のアイドルグループでも同じ事が言えるわね。
主張の強いファッションやコスプレ的な服装は、
ゴテゴテしてればしてるほど、
服装に目がいっちゃって、
その人の持つ「個性」をつぶすのよ。
人の第一印象って見た目が8割くらい?
服装も名刺代わりになるとすれば、
主義主張や趣向を、
洋服やどぎついヘアメイクでアピールするのは、
子供じみているわね。
数ある○○系ファッション、やってるのは子供だけでしょう?
変に飾ったり、若作りしたりって、
ナチュラルじゃない行動をすると、
オシャレをして気持ちを上げるはずが逆に疲れちゃうのよ。
ハデも柄もカラフルも、
一通り経験してきた今は、
洋服の個性を借りなくとも、
怖いもんなんてないのよ。
少し丸くなった体。
洗いざらしでセットもしない髪。
色のない爪。
薄めのファンデーション。
ノーヒールの靴。
ファッションと今のリアルな自分とが、
かけ離れていないって気持ちいいわよ。
虚飾の無い自分で生きる、
この爽快感こそが、
40代シンプリストがシンプルファッションで生きる理由よ。
凪
少ない服で暮らす40代の洋服を減らすコツはこちらの記事です。↓