トップページ社会ニュース一覧西~東日本の太平洋側 雨風強まる
ニュース詳細

西~東日本の太平洋側 雨風強まる
12月11日 6時53分

西~東日本の太平洋側 雨風強まる
前線や低気圧の影響で、西日本や東日本の太平洋側を中心に大気の状態が不安定になり、雨や風が強まっています。大気の不安定な状態はこのあとも続く見込みで、気象庁は、土砂災害や暴風に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、西日本付近にある前線を伴った低気圧の影響で西日本や東日本の太平洋側を中心に大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。
午前6時半までの1時間には、京都府福知山市三和で30ミリの激しい雨を観測したほか、神奈川県平塚市で29.5ミリ、静岡県富士市で29ミリの雨が降りました。
10日夜から各地で季節外れのまとまった雨となっていて、九州や四国などではこれまでの雨で地盤が緩んでいるところがあります。
太平洋側を中心に風も強まり、午前4時半すぎには和歌山市で35メートル、三重県尾鷲市で31.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。
低気圧は11日夜にかけて三陸沖に進むため、11日は太平洋側を中心に大気の不安定な状態が続き、西日本ではこのあと数時間、東日本では昼前にかけて、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
11日は海上を中心に風の強い状態が続き、最大風速は西日本から北日本の太平洋側の沿岸部で23メートルから25メートル、最大瞬間風速は35メートルに達すると予想されています。また、波も高い状態が続き、西日本から東北にかけての太平洋側の海上で6メートルの大しけが予想されています。
気象庁は、土砂災害や暴風に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水、高波のほか、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。

関連ニュース

k10010337031000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ