杉内、史上最大の減俸…4億5000万円減で更改
巨人の杉内俊哉投手(35)が10日、東京都内で契約更改交渉に臨み、今季年俸の5億円から、野球協約が定める減額制限(年俸1億円以上は40%)を大幅に超える90%減の5000万円プラス出来高払いの単年契約でサインした。4億5000万円減は、2012年オフの巨人・小笠原道大内野手(現中日2軍監督)の3億6000万円を上回り、史上最大の減額幅となった。
杉内は4年契約最終年の今季は6勝に終わり、10月に右股関節の手術を受けた。球団によると、現在はリハビリに励んでいるものの復帰のめどが立っておらず、自ら減額を申し入れたという。
杉内は球団を通じて「前例が少ない手術で、来年以降、どの程度のプレーができるか不明確だと思われても仕方ない状況」とコメントした。(金額は推定)【平本泰章】