背番号「1」に決まったヤクルト・山田(左)の記者会見にサプライズでマリナーズ・青木が参戦! まさかの演出に、トリプルスリー男も動揺が止まらない?=東京都港区の球団事務所(撮影・大橋純人)【拡大】
ヤクルト・山田哲人内野手(23)は来季、球団の日本選手で最高年俸となる。来季15年目のベテラン左腕、石川雅規投手(35)の2億円を超えた。
契約交渉に臨んだ小川淳司シニアディレクター(SD、58)は「優勝に貢献した部分や、数字のすべてで最大限の評価をした。トリプルスリーの手当ても入っている」と語った。11月下旬に行われた下交渉から2000万円程度の上積みがあった。
「本塁打王と盗塁王を同時に獲得した選手は、過去にいない。非凡という言葉が当てはまる。グッズ面でも山田のユニホームは売れていた」
衣笠剛球団社長(66)は説明した。グッズ売り上げでは、長くトップに君臨していた球団マスコットのつば九郎を抜いた。さらに「トリプルスリー」が流行語大賞に選ばれるなど、圧倒的なメディア露出で球団のイメージアップに貢献した。走攻守だけでなく、あらゆる部門で2015年のヤクルトの先頭に立った23歳は来季、文字通りチームの顔になる。
(紙面から)