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ウイルス売買 中高生書類送検

12月08日 16時16分

ウイルス売買 中高生書類送検

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コンピューターウイルスを販売していたなどとして、札幌市の中学生が逮捕された事件で、警視庁は、この生徒からウイルスの提供を受けたとして、中学生と高校生あわせて4人を書類送検しました。

書類送検されたのは、愛知県や千葉県などに住む中学2年生から高校2年生までの4人です。
警視庁によりますと、4人は、コンピューターウイルスを販売したなどとして、すでに逮捕されている札幌市の中学2年の男子生徒からウイルスの提供を受けたとして、不正指令電磁的記録取得の疑いが持たれています。
これまでの調べで、提供されたウイルスは、パソコンのデータを使えなくして、金銭を要求する「身代金型」と呼ばれるものや、インターネットバンキングのパスワードなどを盗み出すもので、なかには、100万円でウイルスを購入した生徒もいたいうことです。
生徒たちは、無料通信アプリのLINEやツイッターを通じて知り合ったということで、警視庁によりますと、調べに対し4人は「ウイルスを使ってお金儲けをしたかった」などと話し、容疑を認めているということです。
警視庁は、札幌市の中学生についてもウイルスを提供したとして追送検するとともに、中学生や高校生の間でインターネットを通じたコンピューターウイルスのやり取りが広がっているとみて、捜査を進めています。

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