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NHK障害福祉賞の贈呈式12月9日 14時39分
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障害のある人やその家族などがつづった優れた体験記に贈られる、「NHK障害福祉賞」の贈呈式が東京・渋谷のNHK放送センターで行われました。
「NHK障害福祉賞」は、障害のある人やその家族など周囲の人たちの体験や活動を広く知ってもらおうと、NHK厚生文化事業団とNHKが設けています。
50回目のことしは、408の作品の中から11作品が入選し、最優秀賞には京都市の美容師、赤松隆滋さんの「『気持ちいい!』って言っていいんだよ」が選ばれました。
この作品は、美容室に行けずに困っていた発達障害の男の子と出会った赤松さんが、安心できるよう工夫したり歩調を合わせたりして、男の子が美容室で髪を切ることができるようになるまでを丁寧につづっています。
赤松さんは「さまざまな業界のプロがそれぞれの歩幅で進む子どもの様子を温かく見守っていくことが大事だと思う」と話していました。
また、高齢化社会の生き方をテーマにした「NHK銀の雫文芸賞」の贈呈式も行われ、最優秀賞は、夫を亡くした女性がある出会いを通じてその死を乗り越えていく様子を描いた、奈良県の鴫原慎一さんの小説「あなた」に贈られました。
入選作を集めた文集は全国の図書館などに配られるほか、一部はNHK厚生文化事業団のホームページで紹介されます。
50回目のことしは、408の作品の中から11作品が入選し、最優秀賞には京都市の美容師、赤松隆滋さんの「『気持ちいい!』って言っていいんだよ」が選ばれました。
この作品は、美容室に行けずに困っていた発達障害の男の子と出会った赤松さんが、安心できるよう工夫したり歩調を合わせたりして、男の子が美容室で髪を切ることができるようになるまでを丁寧につづっています。
赤松さんは「さまざまな業界のプロがそれぞれの歩幅で進む子どもの様子を温かく見守っていくことが大事だと思う」と話していました。
また、高齢化社会の生き方をテーマにした「NHK銀の雫文芸賞」の贈呈式も行われ、最優秀賞は、夫を亡くした女性がある出会いを通じてその死を乗り越えていく様子を描いた、奈良県の鴫原慎一さんの小説「あなた」に贈られました。
入選作を集めた文集は全国の図書館などに配られるほか、一部はNHK厚生文化事業団のホームページで紹介されます。