MLB:朴炳鎬「韓国の方が稼げるだろうけれど米挑戦に満足」

 「ミネソタ・ツインズのファンの皆さんに会いたい。そして私は優勝したい(I want to meet Minnesota Twins fans. I want to win a championship.)」

 たどたどしい英語が朴炳鎬(パク・ピョンホ)の口から出ると、場内からは拍手がわき上がった。大リーグのミネソタ・ツインズと契約を結んだ朴炳鎬は、本塁打などの個人記録よりもファンやチーム優勝をまず目標に掲げた。

 朴炳鎬は3日(韓国時間)、ミネソタ・ツインズの本拠地ターゲット・フィールドで行われた公式入団会見で、「野球は野球。世界で一番うまい選手たちが集まっているのが大リーグだから、早く慣れたい」と抱負を語った。球速が時速95マイル(約153キロメートル)を上回るシンキング・ファストボール(ストレートのような速球だが沈む球)を持ち球にする投手がそろっている大リーグでのサバイバル法を尋ねられると、朴炳鎬「人は投手が投げた球に反応するようにできている」と自信を見せた。

 ツインズのテリー・ライアン・ゼネラルマネージャー(GM)は朴炳鎬を指名打者として主に起用する方針を明らかにした。少し安めだと評価されている契約条件(5年で最大1800万ドル=約22億1000万円)については「韓国に残っていたらもっと稼いでいるだろうが、米国進出は私が決めたことだ。年俸は全く問題ない。大リーグ挑戦に満足している」と答えた。

姜鎬哲(カン・ホチョル)記者
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