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COP21 閣僚級会合始まる12月7日 19時02分
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フランスで開かれている地球温暖化対策の国連の会議、COP21は日本時間の午後6時すぎに閣僚級会合が始まりました。先進国と発展途上国の間で温室効果ガスの削減目標や資金支援の在り方を巡って対立が続くなか、双方の妥協点を探る政治レベルの交渉が本格化します。
パリ近郊で開かれているCOP21は、京都議定書に代わる2020年以降の新たな枠組みへの合意を目指し、先週、実務者レベルの作業部会で合意文書の草案がまとまりました。
日本時間の7日午後6時すぎからは、この草案を基に交渉する各国の閣僚らが参加して全体会合が始まり、冒頭、議長国フランスのファビウス外相が「合意に向けての決断はあなた方にかかっている。残された時間は少ないが、合意するために妥協点を見いだす努力を続けなければならない」と呼びかけました。
草案では多くの論点で先進国と途上国の間の対立が続き、双方の立場を反映した選択肢が残っています。このため、閣僚級の交渉は温室効果ガスの削減目標や資金支援について、先進国と途上国の間で役割の違いに、どこまで差をつけるのかや、長期的に世界全体でどれだけ温室効果ガスを削減するかなど、それぞれの論点ごとに分科会を開き、協議を進めることにしています。
双方の妥協点を見いだして、京都議定書以来18年ぶりとなる新たな枠組みで合意できるか、政治レベルの交渉が本格化することになります。
日本時間の7日午後6時すぎからは、この草案を基に交渉する各国の閣僚らが参加して全体会合が始まり、冒頭、議長国フランスのファビウス外相が「合意に向けての決断はあなた方にかかっている。残された時間は少ないが、合意するために妥協点を見いだす努力を続けなければならない」と呼びかけました。
草案では多くの論点で先進国と途上国の間の対立が続き、双方の立場を反映した選択肢が残っています。このため、閣僚級の交渉は温室効果ガスの削減目標や資金支援について、先進国と途上国の間で役割の違いに、どこまで差をつけるのかや、長期的に世界全体でどれだけ温室効果ガスを削減するかなど、それぞれの論点ごとに分科会を開き、協議を進めることにしています。
双方の妥協点を見いだして、京都議定書以来18年ぶりとなる新たな枠組みで合意できるか、政治レベルの交渉が本格化することになります。